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botを作ったぞ

 twitterで非公式のキャラクターbotを作った。原作の台詞を喋り続けたり、コピペと必殺技の口上を繋げたり、麦粥を食べさせたりするアレの同類だ。具体的なアカウントは伏す。
 基本的にはbotプログラムが設定された台詞を一定の間隔でツイートしてくれるし、リプライが来てもあらかじめ設定しておいた返信をランダムで返すだけなので放置しておけばいい。興味を持ってくれそうなインフルエンサーを数人フォローすると、あっという間に100人くらいのフォロワーがついた。
 botアカウントは単純に見ている人が多く、フォロワーはアカウントの発言をキャラクターの二次創作として見ているので、少し変わったことをするとあっという間に注目が集まる。この状況は楽しいけど、ちょっと危険だ。承認欲求がグングン満たされてしまう。キャラクターbotやなりきりアカウントから中の人が漏れすぎて炎上沙汰になる案件を稀に見かけたが、今なら気持ちがわかる。とにかく何かすれば反応が返ってくるので、「注目が集まる面白いことを」と行動が過激になりがちなのかもしれない。
 着ぐるみから中の人は顔を出してはいけない。わたしはこのbotアカウントという着ぐるみを、面白く、かつそのキャラクターらしく操作しつつ適度に放置していかなければならない……
 しかしやってみると結構面白いものだ。ログインボーナスとかデイリーミッションとかはなく、忙しいなら放っておいていい遊びなので、飽きるまではちょくちょくいじってみようと思う。

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