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時間旅行展(東京都写真美術館)

しっかり見ごたえあったよ。
プロローグの山崎博のHELIOGRAPHY から。期待高まった!

第一室 ピクトリアリズム
女の顔 吉川富三 つみきみほ(ご賛同いただきたい)
 熊沢麿二 岩場の人影(影じゃないけど)がエモい
楽器を持つ女 高山正隆 楽器のつやと手のつや 光がまろんとしていてきれい。

第二室 昭和モダン街
アサヒグラフがいっぱい
杉浦非水は前にたば塩で見てよかったやつ。ここでも見られるとはー。
写真じゃないけど関連づけて見られるのは楽しい。

福助足袋 中山岩太 センス~。足袋の裏がちょっと汚れてるのもいい。
クラブ石鹸 小石清 かっこいい。センス!
塀、トタン塀 (私の好きな)福原路草 見られてうれしいー。

第三室 ヱビスビール関連
宮本隆司の廃工場ものはファンがいそう。
遠景だけじゃなく寄ってる写真もあった。ひしゃげた金属の魅力もねえ!

第四室 20世紀 グラフ誌
写美外の壁にある写真ね。あれいいよね。
市庁舎前の、演出だったっていうのね。LIFEにシリーズで掲載されたって聞いてて、掲載号実物見たいと思ってたのがあった。1950/6/12号掲載。
切り取られてるのはそんなに魅力なかった。ほんの少しなのに、手前に女の人の頭があるだけでだいぶ変わるもんだね。
キャパのも組で見るとまた新鮮。

LIFEとかアサヒグラフとか並んでる中の。米田知子。なぜ?
なるほど(タイトル見た)。今の人のカラーの写真ですごく印象に残る。
ここにあるの、うまいと思った。すごい効果的。

第五室 時空と空間
いよいよ宮沢賢治 「せはしくせはしく明滅」
北野謙の作品、ここで宮沢賢治との組み合わせで見なかったらそんなにいいと思わなかったと思う。こういうとこか、キュレーション。

ここに来て佐藤時啓(これはなぜ?)
原美樹子
そしてまた北野謙
北野謙って知らなかったけどいいな。繊細な気がする。

そして映像。岩根愛
テーマに立ち戻った時、here and there どこにいても100年、ってことかなと思った。
溶岩に埋もれるお墓
さとうきび畑のなかのお墓
砂に埋もれるお墓
3面に流れる映像がここちよかった。ぴったりだと思った。

満足。

ボンベイでは赤キーマが好き。何人か並んでいても回転早いよ。最後のちょこっとチャイがうれしい。ちなみにカシミールは超かっらいからご飯少なくしたら持たないよ。


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