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ジミー・ウェールズに感謝されたかった話

ストレス社会において、ひとつひとつが些細なことでも、積み重なると怒れてくるものである。

旧ツイッター現Xのインプレゾンビが、どうでもいいポストにいいねしたりリプ送ってきたりする問題は、もう長いこと解決されていない。
一つ一つは些細で、通報ブロックする手間は大したことはない。
しかしチリも積もれば怒り爆発勇気爆発バンバンババンバーババババブレイBANに達するわけで、最近はもう旧ツイッター現XはROM専になっている。

旧ツ(略称)だけの話ではない。些細な手間が重なることで、人は自分が思っている以上にメンタルをやられるようだ。
最近はWikipediaからの募金の勧誘にやられた。

Wikipediaを開くと「これが最後のお知らせ(になるかも)」という通知が届く。一つ一つ消すのは大した手間じゃないが、通知のたびにストレスが溜まっていた。
「最後ならしゃーない」と思ってたのに、もう1ヶ月近く「最後のお知らせ」が届く。閉店セールが長過ぎる店か。

そして先日、ジミー・ウェールズから直々のメールが届いた。
「300円でいいから募金してくれ、頼む」とのことだ。
昔、少額で募金したことがあるのでアドレスは知られている。

さまざまなチリつもストレスにやられていたボクは、ついに根負けして募金することを決めた。
募金すればストレスから解放されるだろう、そう見込んだのだ。
しかし甘かった。ストレスはまだ待ち構えていた。

ジミーウェールズからメールが来たゾ

まずメールでは「300円寄付してくれ」と言われた。前回募金したのもそんなもんだったので、それくらいならと思った。
募金ページを開くと最低少額が500円になっていた。

最初に300円くれって言っておいて、寄付金額値上げされるのが一番ムカつくんだわ。

仕方なく500円入れたら決済の段階で「手数料入れていい?」と確認された。

最初に言え。

そして募金は完了して、感謝のメールが届いた。

マリアナ・イスカンダルから。

誰だよ!!!!!!!!(現ウィキペディア財団CEOらしい)

ジミーから頼まれてしょうがなく寄付したのに!なんで知らない人から感謝されるんだ!ジミーに感謝して欲しかったのに!!!!!!

300円や500円が惜しいわけではない、ましてこんな話をして「1000円以下の募金でぐちぐち言ってんのケチ過ぎ」とか言われるリスクだってある。

しかし、思ってたんと違いすぎて正直あんまカタルシスがない。

ちなみに今は、wikipediaを開くと募金お願い通知は出てこなくなった。
だが次にジミーからお願いメールが来たらブロックしようと思う。

マリアナからメールが来たら、まぁ少し考えてやろう。

マリアナからの感謝の手紙

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