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ハンガーとうつわの親密な関係。

ハンガーと、うつわ。このふたつには、親密な関係がある。装いを変えてしまう、魔法の道具として。

こんにちは、こんばんは。くりたまきです。

昨夜、家のハンガーをすべて変えた。これまで、ほとんどがクリーニング屋さんのハンガーで、一部だけホームセンターで買ったものを使っていた。こだわりもなく、ひとり暮らしをはじめてからなんとなく使ってきた、ピンクのハンガー。

ハンガーって微妙な道具だと思っていた。まずクリーニング屋さんからもらえる、タダで入手できる道具ということ。

加えて、あまり大きく性能に差がないこと。ずれにくいとか、肩に跡がつきにくいとか、細かい部分の比較になる。

こうしたことを考えると「買わなきゃいけない道具」ではない。緊急性もない。

でも、チグハグなクローゼットを見ていて、なんだかむずむず気持ち悪くて、えいや!と買い揃えてみた。

買ったのは、mawaハンガー。

このタイプのやつ(色はダークブルーかなあ?)をまとめて買い。あとテロンとしたスカート用に、クリップハンガーも。

mawaハンガーはドイツの有名なブランドで、シンプル&コンパクト。滑り止め加工してあるので、ニットとかテロンとした素材もちゃんとかけられる。あと有名で人気のブランドなので、買い足したくなったときにも生産完了で手に入らないってことはないかなと。そういう基準で選んだ。

こうして、クリーニング屋さんのハンガーを我が家から絶滅させたのだけど、クローゼットを見てびっくりした。

「お店みたい……めっちゃ整ってる……!」

ただ、ハンガーを変えただけなのに、お洋服が綺麗に並んで、美しくなったように見えた。まるで服がよろこんでるみたい。

ぼーっとクローゼットを眺めていたら、わたし、うつわのことを思い出したのです。

「ハンガーって、うつわに似てるかも」

コンビニやスーパーで買ってきたお惣菜は、そのままパックに入ったまま食べても、もちろんおいしい。でもうつわに盛り付けたら、とてもテンションが上がって、もっとおいしく感じる。

ハンガーは、服の美しさを変えない。

うつわは、味のおいしさを変えない。

それなのに、確実に「なにか」を変える。

お気に入りのうつわにおかずを盛り付けて、目でも楽しむことが好きな人は、ハンガーを変えたらもっと毎日が楽しくなると思う。これは波佐見焼の生産地でうつわに囲まれて暮らしてるから、自信を持って言える。

大掃除前にすっきりさせることができてよかった! おすすめです。

30minutes note No.922

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