2020年の半分が終わる今日を、1月1日には想像できなかった。

今年の元日、どう過ごしていただろう? 半年が終わると気づいて、思い返してみた。まず波佐見町に引っ越してるなんて思ってなかったよなあ。

こんにちは、こんばんは。くりたまきです。

まだ今年のはじめには、転職先を探しながら、フリーで仕事をして、東京に暮らしていた。奈良とか地方に住むのもいいかもなあ、と頭の片隅で思ってはいたけど、それでも基本的には東京で探していた。

それが、いまは長崎県にあるうつわの産地、波佐見町に住んでいる。自分で決めたことで後悔なんてゼロだけど、不思議なもんだなあとおのれを俯瞰してみているときがある。

とくに、こっちは日が暮れるのが遅い。約1時間は遅いんじゃないか。白夜ほどじゃないけど、ファンタジー感があって未だ慣れない。スマホでまだ東京に設定しっぱなしの天気予報がズレすぎていて、びっくりしたこともあった。

全然これまでと違う世界を生きている。

こんなこと、半年前のわたしに、2020年になりたてほやほやの日には予想できていなかった。

暮らしを整え、新しい仕事を徐々に動かしはじめ、窯元さんに囲まれた土地を歩いている。妙な焦りはなくて、ひとつひとつできること、やるべきことを積み上げていこうとしている。

不思議だなあ。

******

1月1日には、こんな風に世界をウイルスが変えてしまうことも、知らなかった。

変わってないようなつもりで生きているけど、世界も人も変わっていく。ときどき鏡の中の自分を覗くように、どっちへ行きたいのか確認しながら、日々を歩んでいきたい。

さいごまで読んでくださり、ありがとうございます! サポートしてくださったら、おいしいものを食べたり、すてきな道具をお迎えしたりして、それについてnoteを書いたりするかもしれません。