最果てになにがあるのか知りたい、という欲望。
大バエ灯台へ。どこまでも水平線が広がる景色を見てきました。
こんにちは、こんばんは。くりたまきです。
長崎県波佐見町に住みはじめて7ヶ月以上経ちますが、感染症の影響で町外へ出ることはあまりなく過ごしてきました。それに来た当初は運転免許証もなかったし。ふつうに暮らすぶんには、町内である程度事足ります。ネット通販は最強です。
長崎県といえば、海。海に面していることがアピールポイントと言ってもいいほど。ですが波佐見町は長崎県唯一の海なし市町村。山々に囲まれた場所で日々過ごしています。田舎に住んでる感はあっても、長崎県に住んでる感は薄いです。
甘い醤油を出されるときは、「ここは長崎…!」と思いますけどね!お刺身は甘くない醤油でお願いします。お願いします。お願いします。
そんな長崎県民の自覚もなく、まだ長崎市内にも行ったことがないわたし。今日、友だちと長崎県平戸市へドライブへ行ってきました。県外への外出はまたのちのちの楽しみにとっておいて、今は様子を見ながら県内をまわりたいと思っています。
快晴の今日、目指したのは大バエ灯台。平戸島のさらに先にある、生月(いきつき)島にある灯台です。
生月島は平戸島から橋を渡って行ける場所。道路がつながっている場所としては、県内でもいちばん北のはじっこと言えるのではないかしら。この大バエ灯台のずっと向こうに対馬があって、その先に韓国があります。
とにかく美しい景色を目に焼き付けました。
首をぐるんと左右に回しても、ずっと水平線が続く、灯台からの景色。空と海の青が吸い込まれそうなほど遠くまで続いていました。
どうして人って、最果てが好きなんでしょう。
どこまで先があるのか、知りたくなるのかなあ。
未完の物語の続きが知りたいし、死んだらどこへ行くのか知りたいし、この海の先になにがあるのか知りたい。
果てにあるものを見届けたいんだ、という気持ちは、叶ってもそうでなくても、根源的に備わっている気持ちのような気がします。
大バエ灯台は、世界が美しいことを確認できる場所。これから、何回も訪れたいです。
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