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あたらしい町で友だちができた。

仕事関係で知り合いができることはあっても、「友だち」とはちょっと違うことが多い。そんな気がする。仲間って感じなのかなあ。友だちって、大人になってからできるとうれしい。

こんにちは、こんばんは。くりたまきです。

友だちになったのは、仕事上のつながりがないわけではないんだけど、直接やりとりすることはない。そんな人。たまたま同じ歳だった。

このあいだ開催したホームパーティーで仲良くなって、今日また我が家へ遊びにきてくれた。おだやかで、しっかりしていて、わたしのつくった料理を「おいしい!」って食べてくれる。

しかも小野不由美さんの『十二国記』のファンで、話も合う。

大人になってから友だちをつくるのは、そう簡単ではない。大阪でひとり暮らしをしていたときに痛感した。朝起きて、仕事へ行って、帰ってきて家事をして……というループができあがると、会社の人としか話さなくなって、閉塞感があった。

いやね、わたしも「大人になってから友だちつくるの難しい」とか、大人の言い訳じゃんって思ってた時期がありましたよ、ええ。中学校とかのそこまで親しくない先生が卒業式の日に「いまの友だちは、一生もの。社会人になったらこんな風に友だちをつくるのは大変」みたいなこと言うのを、しらけた目で見てた。

いまでも、大人になってから友だちをつくるのは難しい、なんて言いたくない。大人になってこそ世界は広がり、多くの魅力的な人に出会える。ただ、たしかに、環境は変わる。

大阪で暮らしていたときは、しばらくしてから習いごとをはじめたことで、いろんな年齢の友だちができて解決したけれど、学生とは違うんだなあと思った。

まあ今回は、ひとり暮らしにも見知らぬ土地へ行くのもはじめてではないから、以前みたいに悩むことはない。それでも友だちができるとうれしい。

気になる人がいたら、自分から誘ってみること。それだけでもずいぶん、違うんじゃないかなあ。社交辞令にしないように今週とか来週の予定を聞いてみたり、自分から壁をつくらないで話したり。

興味を持って出かけて、素直に誘う。そういう軽さのある人間でいたい。

自分ひとりで過ごす時間も大切だし、誰かと話す時間もかけがえがない。こうして書いてる時間も、好きだなと思う。


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