食いしんぼう「ぐべ」を食す。
どうでもいいことから言わせてほしい。ほんとうに他人にはどうでもいいことなのだけど、わたし、太りました。週一でパーソナルトレーニングのジムに通っているにもかかわらず太った。過去最高レベルでやばいです。ジムのトレーナーさんが「もう体重計乗るのやめましょう!」と言いました。そら、やめたらあかんやろ。現実逃避やないか。
こんにちは、こんばんは。先週は佐賀牛の焼肉をごちそうになったり、西の原のカフェ・ムックのおいしいランチを2回も食べてしまった、くりたまきです。ぜいたくは太る。
幼いころから、食べるのが好きでした。大人になっても、食べることばっかり考えて生きてるところがあります。気づいたら食べものをおいしく見せるうつわを取り扱う会社で、メディア運営にかかわってます。
まだ見ぬ未知の食べものを、できることならたっくさん食べたいと思っています。おいしいやつを!
ということで前置きが長くなりました、ぐべの話を。
「ぐべ」と長崎県では言うらしい、実。標準語だと「むべ」なんだそうです。
実はこんな感じでなっています。熟すと写真よりもっと紫色が濃くなります。あけびに似てるといううわさです。でも熟しても、あけびみたいに皮が割れてはこないそう。
これが熟してるもの。なんだか大きな卵みたい。なんの卵かは想像できないけど。
うっすらと筋が入っていて(桃とか梅みたいな感じのくぼみというか、浅い筋)、そこを爪で軽くぐいぐいして割ると、中身が簡単に出てきます。
紫と緑のコントラストがあまりにも食欲をかきたてない。宇宙人の主食と言われても信じるレベルの見た目。
半透明の緑色の実が、種をコーティングしている。明るい外だと、すこしは緑色がやわらかく見えましたが、おいしくはなさそう。
でも「おいしかよ〜」と地元の人が言うので、勇気を出してひと口。種ごと頬張ると、さわやかに甘かったです。
口のなかでもごもごしてると、ちゅるんとしてる甘い実と黒い種が分かれてくるので、しばらくはハムスターみたいにしてると食べやすかったです。そして、種は盛大に飛ばす。スイカの豪快な食べ方といっしょです。
あー、はじめての味、おいしかった! 楽しかった!
なんて話をしてたら、明日はあけびを採りにいくことになりました。
あけびも食べたことない!
ということで、未知の食べものを明日もいただいてきます。うれしいなあ。
食いしんぼうは止まらない。
さいごまで読んでくださり、ありがとうございます! サポートしてくださったら、おいしいものを食べたり、すてきな道具をお迎えしたりして、それについてnoteを書いたりするかもしれません。