やっぱりあなたの仕業でしたか。
からだが重い。アタマが痛い。ぼーっとしてしまう。起きなきゃ、と思いながら、時間がかかる。気だるいまま、スマホをにぎりしめる。アプリをひらく。やっぱりだ。
こんにちは、こんばんは。くりたまきです。
朝から、すぐにベッドを出られない。まあ疲れてるとよくあること。さらにいまは寒いし。でもね、それだけじゃないやつだ、とそれなりに自分のからだと付き合ってるとわかる。
ので、「頭痛ーる」のアプリをひらいた。気圧にやられがちな人に大人気!な、低気圧を教えてくれるアプリである。今日の波佐見町は……
(スクショは夜したやつ)
朝から注意で、夜には警戒! こりゃ、わたしのからだも引きずられるわ。しかもどんどん夜に向かって悪くなる。気圧さん、やっぱりあなたの仕業でしたか。
とはいえ、気圧を責めても仕方がない。焦ってもしょうがない。
「あわてない、あわてない。ひと休みひと休み」とものすごく昔の(リアタイはしてない)アニメ一休さんの声がする。そんなセリフなかったっけ?
あの一休さんの声には、トンチがきく人ならではのチャーミングさがあって、たまにこのセリフを思い出す。
そう、チャーミングであること。それが悲嘆に暮れず低気圧を乗り切るコツなのだ。人生にも通ずるかもしれない、知らんけど。
まずは自分を褒める。
「気圧が原因と突き止めたわたし、えらい」
「お布団でミノムシみたいになってるわたし、かわいい」
それからさらに、起きただけで自分を42.195km走ったんじゃないかくらい褒める。
「起きれてえらいね〜!!!」「天才!!!」「優勝!!!」
それから、1日のはじまりに、おいしい緑茶を淹れる。
原田製茶さんの茶葉で、カツ子さんに習ったとおりに。
一煎目は低めの温度で淹れてうまみを楽しんで、二煎目からは少しずつお湯の温度を上げて渋みも楽しむ。
お気に入りの茶器との時間。すこし落ち着いて、気持ちに余裕ができた。
ダメにしちゃった約束もあったけど、それでも記事に必要な撮影に行けたし、必要なリストアップ作業も終わった。
気圧のせいってわかってるから、救われる。自分の体調は、自分のせいだけじゃない。自分のせいにするっていうのは、ある意味おごりでもあると思う。完全にコントロールできるものなんかじゃない。気圧っていう、目には見えない、宇宙規模の話なのだ!(って効果音つけて太字ゴシックで言いたい)
やっぱりあなたの仕業でしたか。
そう言って、自分を責めずにやっていきましょう。わたしたちは、悪くない。だるさをはじめとした症状は、やる気がないんじゃなくて、からだからのサイン。ぼちぼち付き合っていく、くらいのゆるさでやっていきたいです。
さいごまで読んでくださり、ありがとうございます! サポートしてくださったら、おいしいものを食べたり、すてきな道具をお迎えしたりして、それについてnoteを書いたりするかもしれません。