「わたしは大丈夫」と梨を食べて過ごす。

こんにちは、こんばんは。くりたまきです。

平日のみのnote更新といいながら、お盆休みをもらってしまって4日も休んでしまいました。ぜんぶ雨のせいだ。とは言い切れないものの、雨の影響、すごいです。

大雨の被害に遭った土地として、わたしの住む「波佐見町」という名前が全国ニュースでも取り上げられたことで、知り合いからも連絡がくるほど。なんとか波佐見ではけが人などはいないようで（聞く限りでは）、ひと安心しています。もう降らないでおくれ。

隣接する武雄をはじめ、九州では多くの被害がありました。

そのあいだ、わたしはよく寝ていました。なんだか、からだは元気なはずなのに、こころがついてこなくて、部屋の掃除＆断捨離どころか、なんか汚さが増してる……。明確な理由があってストレスがあるとか、傷ついているとか、そういうのではないのです。ミルフィーユみたいに重なったものや、体調と気分の波が、いまのこころにはあるみたいです。

どうにもこうにもいかないときは、なんとかしようとしない。ゆっくり休む！ ということで、こころの元気が満ちてくるのを待ってます。そのために、ここのところ毎日、梨を食べてます。

ちゃんと包丁で剥いて、好きなうつわに盛り付けて、食べる。

みずみずしさと甘さが、こころとからだに、すーっと広がります。

この夏、波佐見の梨農家さんのところに取材に行ったので、9月には知り合った農家さんから直に梨を買う予定です。箱買いしてやる！

ちぐはぐでうまくこころのバランスが取れないときでも、できることを見つめる、ということが大切だなあと思います。梨を切る、食べる、うつわや包丁を洗う、ふきんで拭く。ひとつひとつの行為を、自分のリズムを取り戻すように、丁寧に。

「わたしは大丈夫」と毎日梨を食べながら確認しています。

あなたは、お盆休みはゆっくりできましたか？ まだまだ感染症が猛威をふるう世の中ですが、安息の時間があればいいなと願っています。

雨や感染症のニュースを目にするたび、いまのしあわせを見つめ直させてもらっている気がします。家があって、ゆっくり寝られて、気に入ったものに囲まれていて、息苦しくなく健やかで。こころのバランスがちょっと乱れてるとは言っても、とてもしあわせです。

しあわせなわたしで、大雨の被害に遭われた方々の手助けがちょっとでもできるように、どこかに寄付をしようと思っています。ほんの気持ちですけど。