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明日は中秋の名月だから、自転車に空気を入れた。

夕暮れどき、赤く染まった太陽が美しかった。追いかけるように空の反対側から登ってくるお月さまも、これまた美しかった。そうだ、明日は中秋の名月だ。

こんにちは、こんばんは。
くりたまきです。どーも。

すこし眺めて、じっくりお月見するのは明日の楽しみにしよう、とまた液晶に向かった。

明日は、定時ですぐに上がって、自転車でどこかへ行くのもいいかもしれない。ちょっと見晴らしのいいところで、夕暮れから、空を愛でたい。

関係あるようなないような話なんだけど、今日、お昼に自転車の空気を入れてもらった。出かけることもちょっと頭にあったのかも。んで、すんごい、感動した。

なんだか重たかった自転車が、軽やかに前へ前へ進む。しおれてちゃ、気が抜けてちゃ、ダメなんだ。ダメっていうか、自分にとってよくないんだ。

自分に空気を入れてあげたい。それはもしかしたら元気かもしれないし、勇気かもしれないし、まあよくわかんない。でも、確実に、意識しないと気は抜けていっちゃうんだ、わたしの自転車みたいに。

ちゃんと満たしてあげるから、ぐいぐい前へ進める。前へ進むほど、気も満ちる。空気を入れかえて、新しいものを混ぜて循環させながら、進もう。

だって、空気の入ったタイヤで走る自転車、気持ちいいもんね。

明日は中秋の名月だから、ちょっといまからわくわくしてる。月見だんご、食べたいよね。どこで買おう? たぶん、月見も月見だんごも、わたしに空気を入れてくれるはずだ。

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