清きサンタ活動に大事なもの。
用意したプレゼントを、贈るまでがサンタクロースのお仕事だ。今年はある人のサンタクロースになってみよう、と決めて準備してみた。お手紙も書いた。
こんにちは、こんばんは。くりたまきです。
お手紙って、難しい。もらったお手紙はうれしくってずっととってあって、ときどき読み返して、大切にする。
でも、書いた手紙のことはすぐ忘れてしまう。「あの手紙、本当にありがとう…!」と相手にしみじみ言われても「えーっと、なにを書いたかな?一生懸命書いたことしか覚えてない」と遠い目をしてしまう。メールやLINEなら読み返せるのに。
それでも手紙の威力を知っているから、書きたくなるのだけれど。
サンタクロースには、手紙も必要だと思う。だって……ええっと、なんでだろう?こうして書いていて、すぐ言葉が出てこない。
そうだなあ。きっと、サンタクロースは不安なんじゃないかなあ。だって、子どもたちにプレゼントを贈るサンタさんと、わたしとでは、違う。
本物のサンタさんは、トナカイも連れているし、ゆたかなヒゲがしあわせそうだし、なにより「相手がなにをほしいか知っている」のだ。
わたしはサンタ活動はしていても、相手がなにを求めているか知らない。そんななかで、プレゼントを贈るのだ。だから手紙で気持ちを伝えたくなる。せめて気持ちを受け取ってもらえたらいいなあと願いを込めて。
あなたがこんなに好きだから贈るんですよ、と。
押し付けがましくはしたくないけど、差し出せるものは、出し渋ることなんてしないで、すべてプレゼントしたい。手紙は大事なのだ。
トナカイも、ヒゲも、ほしいものを当てる能力もない、清きサンタクロースだからこそ。
ダンボールに、緩衝材と、手紙と、プレゼントを詰めて。日付指定のシールを貼って。ワレモノ注意のシールも貼って。無事で届いてね、と送り出す。
誰かにプレゼントを贈るって、幸福感に満ちている。もっともっと、贈りたいな。こうして日々書いているnoteも、あわよくば、あなたへのプレゼントになっていたらいいのだけれど。
なんて、ちょっと欲張りかな。贈りものとは呼べないかも。でも、ささやかなあたたかい気持ちが届けばいいなと思って毎日書いてます。
今日は冬至。一陽来復、今日を起点に、日照時間は長くなってきます。運が上向いてくる、転機の日。
ここから、また年末、そして来年に向けて、あたらしい自分で歩いていきましょう。ね。
さいごまで読んでくださり、ありがとうございます! サポートしてくださったら、おいしいものを食べたり、すてきな道具をお迎えしたりして、それについてnoteを書いたりするかもしれません。