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誰かに心配をかけるより、にこにこごはんをおかわりしたい。

ぶり返していた風邪がやっと治ってきた。やっと。なんだかんだ、小さいときから治るのが遅いんだよなあと今更自分の過去を振り返る。

こんにちは、こんばんは。くりたまきです。

咳が止まらないこともほぼないし、熱もごくごく微熱だし、鼻水もそこまでズルズルじゃない。体力はちょっと落ちてしまった感じがするけど。

周りにも心配をかけてしまった。今日1週間ちょっとぶりに会ったおばあちゃんが、走り出そうとしてた車を一時停止して窓を開けて「大丈夫やった?」と声をかけてくれた。

「もうかなりよくなりました!」と伝えた。しゃべると喉がかゆくなるんだけど、なんとか咳は出なかった、よかった。

できるだけ、余計な心配はかけないようにしたいなあと思う。もちろん、心配してくれる心はうれしい、うれしいんだけれど、申し訳なくもなる。

できるだけ毎日noteを書こうとかしていると、不調にまったくふれないのもヘンだし記録の意味も込めてこうして書いている。だけど、誰かに心配させてしまうって、どうなんだろうなあとも思う。

友だちが風邪を引いてたら「教えてよ!」と思うものだけど。

そして、これはほんとうに、ちっちゃい人間だなあっていう自分本位な考えなんだけれど。わたしは弱いので、心配されることによろこんじゃう自分に慣れてしまいたくないのだ。

心配してもらえるのは、ありがたいし、うれしい。でも、その心配りを自ら求めるようになったらなにかがおかしくなってしまう。人との距離感を間違えるし、健やかなおのれを損なう。そして、そういう危険性は自分のどこかに確実にある。

病気や障害を持ちながら前向きに暮らす人の克己心にふれるたび、自分も気をつけようと思う。

風邪をひいた自分に「お疲れさま」とは言いたいけど「かわいそうに」とは言いたくない。そんな自己憐憫にまみれた人間ではいたくないなと思うのだ。

さっぱり風邪を治して、元気に笑って、心配してくれた人には安心してもらって、そのもらった心配りのぶん、またいろんな方向に向かって恩返ししていきたい。

にこにこ、元気に、たくさん食べて「もう食べ終わったと? おかわりするとね?」と言われるくらい健やかな自分で、ハッピーな気持ちをたくさんおすそ分けしていたいなあ。

30minutes note No.903


さいごまで読んでくださり、ありがとうございます! サポートしてくださったら、おいしいものを食べたり、すてきな道具をお迎えしたりして、それについてnoteを書いたりするかもしれません。