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波佐見のお米、白飯好きにはたまらない。

当たり前だけど、言いたい。米ってうまい。最高。田んぼがあちこちにある波佐見町で暮らしはじめて、よりその思いは強くなった。どんなおかずも受け止める包容力、だしやタレも吸って身にまとっておいしくなってしまうんだから、無敵だ。文字通り、敵が見当たらない。

こんにちは、こんばんは。くりたまきです。

数ヶ月前、パーソナルトレーニングジムに通いはじめたとき、食事についてもアドバイスを受けた。「もしくりたさんがダイエットが第一目的でしたら、毎食LINEで食事の写真を報告してもらって、指導することもできますけど……」丁寧な口調で金髪ロン毛ムキムキのトレーナーさんが言う。筋肉のないムチムチボディのわたしは断った。

「わたし、白飯が好きなんです。どうしても我慢できないんです。やせたいのはもちろんですけど、筋肉をつけて健康になるのが第一の目的なので……白飯食べたいので……!」

必死過ぎたせいかトレーナーさんは笑っていた。結局、食べたほうがいい食材を指導してもらったりプロテインのおすすめを教えてもらいながら、食事管理はなしにしてもらった。我ながら白飯への思いが強い。

波佐見に来てからは、買うものでもあり、もらうものでもある。主食をもらえちゃうってどういうことだろう、なにがあっても生きていける気しかしない。おすそ分けをしていただくこともあるし、「ここのお米は最高だなあ」と自分で買い足すこともある。ただ、買うと言っても値段が安いし、すごくサービスしてくれちゃうし、買っている感覚はもはやない。

いろんな人のつくったお米を食べ比べるのは楽しい。鬼木棚田のお米は水がきれいだからうまい。棚田じゃなくても品種でも違いがあっておいしい。甘み、粘り、やわらかさ、どのお米も違う。収穫したあとの米を機械で乾燥させているか、掛け干しで乾燥させているかでも味に差が出る。

米ってすごい。

今年も、波佐見の田んぼはどこも順調そうだ。青々とした稲が風に吹かれている。

秋には稲穂が黄金色に輝き、重たそうに撓み、土手には真っ赤な彼岸花が咲く。

そのときが、楽しみだ。ああ、お腹が空いた。花より団子っていうけれど、「花(稲穂)」も「団子(白飯)」も、どっちも楽しみで仕方がない。

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