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お洋服選びの失敗、その山の先に得たもの。

いろんな洋服を着てきた。だんだん、どんなものが似合うかわかってきた。このあいだお洋服を買うときも、しっかり自分に合ったものを選ぶことができた。ひと目ぼれで自制心が遠のいて、似合わないのに買ってしまう……なんてことも起きなかった。

こんにちは、こんばんは。くりたまきです。

自分の体型や骨格、生まれ持った色に合うものを、できるだけ選んでいる。客観的によいとされるものだけを選ぶべき、なんて思ってないけど、結果的にそういうもののほうが似合うので登場回数が多いのだ。

友だちにパーソナルコーディネートを仕事にしている人がいて、ちょこっとだけ雑誌を見ながら一緒に服を見てもらったことがある。あれはとても勉強になった。でも、そんなコツとかを習得しなくても、だいたいのところはわかるよなあ、と思う。

試着さえすれば。

これが難しいところで。試着する余裕があるのか、ネットで買いものするときはどうするのか、などなど問題がある。

できることなら、洋服は直接手にとって着てみて選びたいものだなあ。

まずはお店の鏡(全身映る姿見)の前で、ハンガーにかけたままの服を身体の前に合わせてみる。顔色が悪く見えないかチェックする。最初に色の相性を見る。あとはざっくりのサイズ。

色味はOKとなれば、試着する。

生地の落ち方や広がり方、身体のラインと服のシルエットの相性を見る。女の人は胸もおしりも出ててそのラインも人によって全然違うから、着てみたら印象が違うことが多々ある。

あと、窮屈じゃないかも大切なポイント。わたしはジャケット着るだけで肩が凝る人間なので、トップスのときは腕を上げたり回したりする。ボトムスのときはしゃがんだりお辞儀したりする。これを忘れると大変。

それから洗濯ができるか、ケアしていけるかを考える。ここまでクリアできたら、あとは値段と相談して購入だ。

個人的な似合う似合わないで言うと、わたしの場合プリーツスカートよりフレアスカート。カーディガンよりリブニット。どちらかというと、彩度の高い濃い色より、淡くてやわらかい色。VネックよりUネック。柄ものを取り入れるときは身長が控えめなので大きな柄より小さめの柄(小花とか細かいドットとか)。

これらの「似合う」は、ほとんどすべて失敗から学んできたことだ。

ストレスが溜まって買いものに行って失敗したこともあるし、店員さんに誘導されまくって失敗したこともあるし、安いからって原宿ラフォーレで買い漁って失敗したこともある。

ノリで買ってしまった失敗も、試着した時点でわかった失敗も、通販で届いたあとの失敗もある。

安物買いの銭失い、という言葉があるけれど、若いときの失敗……とくに消費する洋服においては(これがキッチン用品や家具だと下手すると一生使う)、安いものでチャレンジして失敗して自分を知る時期ってあるといいなと思う。

自分を知る眼を養い、新しい自分をつくる楽しさを知る。

今回は、かなり質のよいお洋服たちを、お得に購入した。バックも!さて、また断捨離しなくちゃ。

30minutes note No.895

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