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7つの恋が教えてくれたこと。

波佐見に引っ越してきて半年あまり。そのあいだにわたしが落ちた恋について『Hasami Life』でコラムを書きました。

こんにちは、こんばんは。くりたまきです。

もしかしたら恋ではなく沼かもしれないけど、恋と言いたい。

コラムに関しては自分で企画・ライティング・写真撮影して、頼りになる編集者さんにチェックしてもらってます。すてきな編集者さんがいると勇気が出る! ひとりでは、なにもできないなあ。

今回はTOP画像も自分のおうちで撮影しています。ラグがお気に入り。アフガニスタンの手織りのキリムラグ。ネットオークションで一目惚れして買ったもの。ちょこっと派手だけど、毎日元気をもらえる柄です。

観葉植物は、先週の金曜日に隣町で買いました! ウンベラータっていう、ハートのかたちの葉っぱがかわいい品種です。コラムのテーマである「恋」にぴったりなのでは……?

このコラムでは、わたしが恋に落ちたうつわたちを紹介しています。それぞれに違ったよさがあって、うっとりしちゃうこと間違いなしなので、まあ読んでみてください。

書き終わって、公開してからあらためて読んでみたんですけど、感想がふたつありました。

ひとつめ。

リンクが多いなあ、わたし入稿作業頑張ったなあ。

身もふたもない話ですが、コードを打ち込むのめんどくさいんです……。でも頑張りました!!えらい!!!


そして、ふたつめ。

うつわって自由だなあ。ってことです。

売りやすく、かつ買いやすくするために、うつわには名前がつきます。プレートとかスープ皿とか、箸置きとか。

でも、そんなのに縛られなくっていいんです。

例を挙げると、カップを花器にしたっていいし、スープ皿にデザートを盛ってもいいし、箸置きに調味料を入れてもいい。

和柄のうつわも洋食器と組み合わせていいし、洋食器に肉じゃがを盛ってもかわいい。

思い込みから抜け出し、自由さに気づいたとき、わたしは恋に落ちていたのです。

それに気づかせてくれたのは、波佐見の職人さんたちや飲食店の方々であり、波佐見焼を使ってくれた料理家さんであり、町で出会ったみなさんでした。

わたしが出会った職人さんたちは、こんな風に言いました。

「焼きものの種類や名前にとらわれないで、好きに使っていいんだよ」

「その人らしく使ってくれてると、うれしいんだよねえ。わたしたちも発見があって勉強になる」

土にふれている職人さんたちは、わたしよりよほど考え方が柔軟だったんです。

新しい景色を見せてくれた波佐見焼と、波佐見の人たち。わたしはきっと、この町に恋に落ちたんだと思います。

さいごまで読んでくださり、ありがとうございます! サポートしてくださったら、おいしいものを食べたり、すてきな道具をお迎えしたりして、それについてnoteを書いたりするかもしれません。