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ゆっくりするほうが、強くなる。

急がば回れ、という言葉がある。

コトバンクにはこう意味が書かれている。

急ぐときほど、慎重にしなければ失敗しかねないので、遠回りなようでも確実な道を行くのがよい。何事も急ぐと危険が増すので、遅いようでも着実な手段を選ぶことが大切である。

これとちょっぴり似てるなど思うのが「筋トレは、ゆっくり動いたほうが効く」である。回数を増やすよりも、ゆっくりと動いたほうが筋肉に効く。

今日も筋トレをしてきた。たいして筋肉がないので、わずかな重さで負荷をかけてベンチプレスなどする。どれも、高速でガンガン動かすよりもじっくりスローに動かすほうが効くと実感している。

トレーナーさんに「くりたさん、フォーム完璧ですっ!」と褒められる。全然筋肉はないけど、なぜかフォームだけは褒められる。褒められると育つというけれど、たぶん筋肉も一緒なんだろう。

筋肉をつけたいとか、経験を積みたいとか、よい成績を残したいとか、なにかを為したいとか、思えば思うほど焦って、浅いものを量産してしまうことがある。

焦りを解消することが目的になってしまうのだ。

でも、そのとき自分にできること、まわりの環境、頼れる人たち、ぜんぶを見極めていちばん「のびる」道を探して選ぶ視野の広さを持っていたい。ちゃんと成長するほうへ、ちょうどいい負荷をかけていく。

筋トレをイメージしてみる。

軽い負荷でガンガン動かすより、ゆっくり動かすと筋肉の動きを自分で感じられる。どこに効いているか、あと何回までできるか、自分で手応えを感じられる。

逆にあまりに重い負荷では動かそうとすると身体を痛める。健康を損なう。いいことがない。

筋トレのイメージだとわかるのに、仕事だと認識が曖昧になって、変に回数をこなそうとしたり訳の分からない負荷をかけてしまったりする。

ゆっくりするほうが、強くなる。

そういう心構えで、鍛えていきたい。

とか言いながら毎日30分でnoteを書いてるのは……まあこれは別かなあ笑。これを書くことで「のびる」とは思っていないし。ウォーミングアップみたいなものかもしれないです。

30minutes note No.914

さいごまで読んでくださり、ありがとうございます! サポートしてくださったら、おいしいものを食べたり、すてきな道具をお迎えしたりして、それについてnoteを書いたりするかもしれません。