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ふつうの掃除機なんて大嫌い!ということで捨てました。

先週水曜日、掃除機を捨てた。つくづく思い知ったのは、自分が掃除機をかけるのがとても嫌いということだ。

こんにちは、こんばんは。くりたまきです。

ちょっと……いや、まあまあ前だけど、ルンバに代表されるあの自動で掃除してくれるロボット掃除機を買った。かわいく動いて、掃除してくれる。手動に比べたら100点満点のスキルじゃないかもしれないけど、毎日85点のスキルで勝手に掃除してくれるほうがありがたい。

なのだけど、どうにもハンディタイプの掃除機を捨てる勇気が持てなかった。なんか、持ってなきゃいけない気がしていた。盛大にモノを散らかしたとき……たとえばビーズクッションを切り裂いて細かいビーズが散らばったときとか、そういうときの保険として、持っておかないとと思ってたのだ。

でも、そんな「いざというとき」が全然こないまま、掃除機自体がホコリを被っていく。ペットも飼ってないし、ひとり暮らしだからなあ。「いざというとき」がなければ、手動で掃除機をかけようという発想がない自分にも気づいた。

「たまには手動で掃除しよう、すみずみまでキレイになるし気分もいいし♪」みたいな心境になることが一切ない。

やっぱり捨てよう。そう決めて、処分した。

掃除機を嫌いないちばんの理由は、わたしがハウスダストアレルギーだからだ。掃除機をかけるたび、どうしても細かいホコリが舞い上がり、鼻水がたれて、ときにはくしゃみをする。毎回毎回、テンションが下がる。

その点、ロボット掃除機は、外出してるあいだにおまかせすることもできるから、ほこりが舞う空間にいなくていい。

ちょっとした段差でつまづいたり、部屋の隅で停止しちゃってることもあるけど。でもほこりとの戦いを考えたら、そんなの些末なことだ。

いまはもう、大人になってアレルギーに対する免疫もずいぶんできてる気がする。掃除機をかけるだけなら、そこまでひどい症状は出ない。それでも、昔からの「掃除機をかけたときの嫌な記憶」が消えないから、ちょっとした症状でもやや大げさに憂鬱になるのだ。

ロボット洗濯機、なんてありがたいんだろう。この子はサボらないし、くしゃみもしないし、毎日健気に掃除をしてくれる。いとしささえある。

自分の暮らしを良好に保つために、よい技術はどんどん取り入れたい。「一生懸命、手でやるのが大事!」という考えもあるけれど、体質の問題もあるので、ほどよく力を抜きながら家事と付き合っていきたい。ちなみに拭き掃除は体質的に問題ないから、床を雑巾で拭くのは嫌いじゃないんだ。どうやったら部屋を心地よくできるか、わたし自身がちゃんと知ってるもんね。

これからもロボット掃除機に感謝して、一緒に暮らしていきたい。


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