友だちが、波佐見にやってきた。
土曜日から、友だちがわたしの住む波佐見町へ遊びに来ている。ゆっくりじっくり、いろんなところへ案内し、いろんな人と話した。
こんにちは、こんばんは。栗田真希です。
遊びに来たのは、田所敦嗣さんとコスモ・オナンさん。今年、それぞれに本を出版予定の作家だ。尊敬する書き手であり、書く仲間であり、なにより単なる友だちでもある。
今日のnoteだけでは、語れることはないくらい、楽しい珍道中。
ふたりと、どうでもいいことでゲラゲラ笑ったり、おいしいものを黙りこんで食べたり、自然豊かな風景を見つめたり、写真を撮ったり。
わたしの好きな町を、好きと言ってくれるのは、うれしい。
ふたりはただ遊びに来ている。波佐見について文章を書いてほしいという下心はない。もちろん素晴らしい書き手だから書いてくれたらうれしいけど、そんなのは気にしなくていいと伝えてある。
でもすでに、たくさん楽しくツイートしてくれていて、うれしい。
今回の旅行で気づいたことがある。というか、言語化できてなかったことがわかった。
わたしは、波佐見を自分勝手に消費したくないのだ。
波佐見のことを紹介したい気持ちはたくさんあるけど、そのやり方や伝え方には、町に住む人間として、住んでいる方々とコミュニケーションをとってきた人間として、注意深くありたい。
そんな話をしたら「じゃあ遊びに来てる自分たちが、まきちゃんのぶんも書くよ」と言われた。それはまた違うというか、わたしがしっかり考えて書いて頑張ることなんだけど、なんだか胸が熱くなった。
大人になって、こんだけ遊べる友だちがいるって、すごいことだよなあ。今日も泣きそうになってしまった。
30minutes note No.988
さいごまで読んでくださり、ありがとうございます! サポートしてくださったら、おいしいものを食べたり、すてきな道具をお迎えしたりして、それについてnoteを書いたりするかもしれません。