デコボコな3人のおおらかな珍道中
数日間の旅行へ友だちと行くと、結構な確率で喧嘩するのだと聞いたことがある。まあ海外旅行と比べて国内旅行だとずいぶん確率も下がるだろうけど、ずっと行動をともにする旅にはそういう要素がある。でも今回はそんなこと、一切なかった。
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こんにちは、こんばんは。栗田真希です。
田所敦嗣さんとコスモ・オナンさんが、わたしの住む波佐見町へ来てくれた3泊4日の旅が、今日終わった。
仕事で世界中を飛び回ってきた、魚がさばけてDIYも超得意ですべてがスマートな旅人・田所さん。
本拠地にしている高円寺が似合う、ピュアで遠慮しがちだけど本能に忠実なオナンさん。
それから、基本真面目だけどドジで、車の運転にはまだ不安が残る、波佐見案内人のわたし。
このメンツで旅したら、どうなるのか? きっと大丈夫だろうという思いはありつつ、何事も100%はないから、ちょっとしたスパイスとして楽しみにしていた。もしも喧嘩になってもおもしろいもんね。
結果、困ることが一切なかった。
たとえば、オナンさんは朝早くは起きれない。そのことが初日にわかって、頼んだら頑張って起きてくれるけど無理やり起こそうとはせずに、計画を微修正した。
朝起きたら、ひとり宿に泊まっている田所さんと連絡を取りあって、朝のドライブをする。歩く距離が長い&体力が必要な場所も田所さんとふたりでまわる。そのあいだオナンさんは我が家でしっかり睡眠。
我が家のテーブルも、オナンさんが寝ている朝のうちに田所さんがつくってくれた。彼女が隣の部屋から起きてきて完成したテーブルを見たときのリアクションがまたおもしろくて3人でけらけら笑った。
いろんな意味で違うデコボコを持つ3人が集まって、すべてスムーズで余裕があった。わたしが案内する順番を間違えても「むしろ回り道が楽しい」と言ってくれるおおらかさが、マイナスをただのマイナスにしなかった。
どんな状況も受け入れる、楽しむ、アレンジする。そんな雰囲気のある旅ってすごく過ごしやすい。
30minutes note No.989
さいごまで読んでくださり、ありがとうございます! サポートしてくださったら、おいしいものを食べたり、すてきな道具をお迎えしたりして、それについてnoteを書いたりするかもしれません。