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なんでもかんでもシュガーじゃん!

今日のランチ、近所のごはん屋さんへ行った。日替わり定食の豚キムチ卵を頼んだ。食べてびっくり。「あ、あ、甘い……!」なんということでしょう。

こんにちは、こんばんは。くりたまきです。

九州の人たちは……すくなくとも長崎の人たちは、なんでも砂糖を入れる。けっこう入れる。入れすぎだと思う。

思えば長崎を代表するお菓子、カステラにもその甘いもの好きは表れている。甘い生地の底に、さらにザラメ。甘々じゃんか。

でも、甘いものが甘いのは、まだ心の準備もできてるし、いいのだ。

たとえばチャーハンが甘い。困る。お寿司を食べる醤油が甘い。超困る。

なんでもかんでもシュガーじゃん!!!

その甘さが素材の甘さだったら全然アリなんだけど、がっつり砂糖。すごい存在をアピールしてくる甘さ。でも仕方ないの、だって醤油という基本の調味料にさえ砂糖が入ってしまってるんだから、もう料理の大半は甘くなるしか道はないのだ。

だからできることなら、九州の甘い醤油には醤油と名乗らないでほしいと、わがままなことを思う。すき焼きのタレ、と言ってくれ。醤油と砂糖を混ぜたものだと堂々と主張してくれていいのよ?

そんなことを思いながら暮らしてるんだけど、常に警戒してるので、自炊しながら上手に避けたりしてるわけです。

でも、今日の豚キムチ卵が甘いのは、予想してなかった!

辛さはほぼなし、コクがしっかりあって同じくらい甘さがある。白菜はいるけど、キムチ感はない。おいしくないわけじゃない、ないんだけど、甘い……。

わたしが予想していたのは、キムチの辛さと酸味が豚肉と絡まって、その主役たちをすこしだけ和らげるために卵がアシストするようなバランスの食べものだった。

勝手な予想と違いすぎちゃったのだ。誰も悪くない。文化の違い。

これがギャップってやつよ、そういうところを愛していくのが……って自分に言い聞かせようとしたけど、ダメだった。

なんでもかんでもシュガーじゃん!!!

食べもののこととなると、子どもみたいになる自分が、毎度のことながらちょっと笑ってしまう。

生まれ育った場所の文化や環境によって、味の好みって大きく変わるんだなあ。

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