わたしに自由にワンピースを着せるのはわたしだけ。

田舎に引っ越して来てわずかなあいだに、着るものが変わってきた。ズボラだからかなあ、と思ったけど、周りの女性もそうらしい。やっぱり。

こんにちは、こんばんは。
くりたまきです。

まず家に帰る途中に砂利道があるので、ヒールを履こうと思わない。もともとそんなに履かなかったけど、もう飾りのようなもの。冠婚葬祭には履こう、うん。歩きやすい靴がいいよね。

虫刺されが怖いので、スカートもちょっと躊躇する。田舎の虫、いろいろいるから怖いよ! 一回蚊みたいのに刺されたんだけど、全然腫れ方が違う。危ない。虫除けスプレーで頑張るんだけど、ついデニムとかにしちゃう。

ラフなボトムスに靴とくると、トップスもつられる。

もともと持ってるワンピースやスカートの出番が減っている。気合を入れて、出番を増やしてあげたい。あの子たちを選抜に戻してあげたいんだけど、ついつい……。いや、選抜するのも出番を増やすのもわたし! わたしが決めて、わたしが着るのだ!!

他人に着たい服を着せるのは大変だけど、自分に着たい服を着せるのは簡単だ。当たり前だけど。自分だけは自由にできるのが、人生のおもしろいところ。

今日、汗をよく吸って乾くのも早いレギンスをネットで買った。それを履いてワンピースを着ようと思う。

わたしに自由にワンピースを着せるのは、わたしだけ。

あとはアクセサリー。マスクをするから身につける機会が減っているけど、小粒のピアスをしよう。

ラフなのも、気合が入ってるのも、かわいいのもかっこいいのも、どれもカラフルに日常に溶け込んでいてほしいの。




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