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雪降る今日、春の味覚「ふき味噌」を届けて語り合う。

今朝、玄関を飛び出すと雪景色。うっすら木々に白く積もっていた。寒いなあ。そんな今日は、春の味覚「ふき味噌」を送った人たちからの連絡が続いた。

こんにちは、こんばんは。くりたまきです。

ふき味噌。山菜名人のおじいちゃんとふきのとうを採ってきて、おばあちゃんたちに手伝ってもらいながらつくったものだ。それを親やお友だちに送った。

各家庭や地方でけっこう違う仕上がりになるみたいだけど、わたしが習ったのは緑があざやかな、ふきのとうたっぷりのふき味噌。

じつははじめてつくったときは、おばあちゃんたちの話をもとにしつつ、ネットレシピを見て分量を決めてしまって「これはおいしいけど、違うもの」と言われてしまった。

そして「これが本物よ」とおじいちゃんがわざわざつくって分けてくれた。食べてみてびっくりした。味噌の主張は控えめで、ふきのとうの苦味が効いている。それでいて砂糖がしっかり入っているのでバランスがいい。

次こそは!とわたしも詳しくつくり方を聞いてつくった。そしておじいちゃんおばあちゃんたちに味見してもらって「よか!」と太鼓判をもらってから、宅急便で送り出したのだった。

横浜の実家のお父さんは「ふきのとうの苦味がしっかりしてて、おいしいね。旬の味だ」と電話をくれた。よろこんでもらえてよかった。どんな風に食べるとおいしいか、一緒に話す。とりあえずお豆腐レンチンしてのせて食べてみる、ということでまた感想を聞こうと思う。

長崎の母と慕っている泉さんからも「届きました。フレッシュなふきの味がして、そのまま食べてもおいしい」と連絡が。自家製のものをお送りしていいか、悩んだけれど事前に許可をもらって送らせてもらった。受け取ってくれる人がいるってうれしいね。

そんな春の味覚についてやりとりしてたのに、窓の外は雪。波佐見町は明日も雪が降るという。

もう梅の花も咲きはじめている。はやく世界が春に染まってほしい、と思いながら、あったかいお茶を飲んでいる。


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