書くことが山登りなのだとしたら、どの山を登るか。
「書くことって楽しいんかい?」と知り合った人に聞かれた。するすると考えが出てきたので、今日はそんな話をしてみます。
こんにちは、こんばんは。
くりたまきです。
こんな会話でした。
「書くことって楽しいんかい?」
べつに楽しくはないですね。うーん。例えるなら、山登りかもしれません。山のなかを歩いてるときは、キツいですよね。トランス状態というか、没入感の気持ちよさを感じることはありますけど。
でも頂上にたどり着いたら、見たこともない景色が待っていて。それを写真に撮って他人に見せたら、その人もよろこんでくれる。だから、つらいことも吹っ飛んじゃう。書くこと自体はめんどうくさいなって思います。
「そうかあ、山登りかあ。仕事ってそうかもねえ」
あ、だから、どの山を登るかが大事なのかもしれません。
「どういうこと?」
どんな植物が生えてる山なのか、花は生えているのか、滝や川はあるのか、岩がゴツゴツしてるのか……。いろんな山があるので、できれば好きそうな山に登りたいなあ。
「ハゲ山に登るのは、いやだもんね!」
まあ、ハゲ山はハゲ山で趣きがあるのかもしれないですけど。いいと思ったものを書きたいなあとは思います。前の仕事で80代や90代の女性向けの商品のライティングをしていたんですけど、わたし自身はわくわくはできなくて。おもしろくないわけじゃないんですけど、単に合わなかったんです。いまは手仕事のものや日々の暮らしにまつわることが好きだなあと思っているので、そういうことを書きたいですね。
「へえ、おもしろいね〜!これからが楽しみだね!」
そうですか(笑)?
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なんて感じでした。どんな仕事も、山登りのようなのでしょう、きっと。道中に楽しみを見つけて、登り続けたいですね。
さて、どの山に登ろう。
あなたはどの山に登りますか?
さいごまで読んでくださり、ありがとうございます! サポートしてくださったら、おいしいものを食べたり、すてきな道具をお迎えしたりして、それについてnoteを書いたりするかもしれません。