わたしの薪ストーブ着火記念日。
薪ストーブが好きだ。エアコンやヒーターとは、あったかさの種類が違う。じんわり抱きしめてくるような包容力がある。しかも火を見てるだけで癒される。最高じゃないか。
こんにちは、こんばんは。くりたまきです。
波佐見町には、薪ストーブのあるスポットがいくつかある。どこも、薪は買ったりしていない(わたしの知ってる範囲では)。自分たちで夏のあいだに用意しておくのだ。冬には薪割りなんてしないということを、わたしは波佐見に来て学んだ。夏に割って乾燥させないと、薪にならないんだ。だからできれば1年以上置いとくほうがいいらしい。知らんけど。
わたしもたまに、暖を取らせてもらっては、薪を追加したことはあった。でも着火したことはなかった。
このあいだ、やり方を教えてもらって、今日は自分で着火してみた。
うん、まあ、なんとかなった! 空気の通り道をつくるように薪を並べて、下に紙を入れて、火をつける。
火を見ている時間が好きだ。いったい、人生でどのくらい火を見る時間を持てているだろう? こんなにすばらしい光を眺める時間が、日常では絶滅しかけてる。
家に帰って、今夜は和ろうそくにも火をつけてみた。やっぱり、癒される。灯の色のうつくしさに吸い込まれそうになる。揺れるさまを見ていると、不思議と生きている感じがする。
今日はわたしの薪ストーブ着火記念日。
新しいことに、また気持ちを燃やしていこうと、ぼーっと炎を眺めながら決めた。
30minutes note No.937
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