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閑話休題:1㎜先にあった世界_「HappyTrainTour2023 Hukuoka Day1」

はしがき

この日の予定が無くなったのは偶然か必然か。真相は闇の中…。

日向坂46のHappyTrainTour2023の福岡公演初日に参加しました。
本稿は参加を決めるまでの3日間の内省と、ライブへの所感、おまけで福岡での2日間の活動をまとめたものになります。

お時間あるときにご一読いただければ幸いです。

※ここまでの私のnoteからの引用箇所がいくつかあります。



10/11からの3日間

佐々木美玲さんをはじめとしたメンバーの思いの吐露に呼応したように福岡公演への参戦を告げる多くのファンの方々への敬意と、その一方でグループに対して何もできない自分の情けなさと悔しさ。
ライブ参加の契機になったのは、決して綺麗とは言えないそんな感情でした。

2年目は勇気を出して自分軸を脱し、少しずつ「彼女たちのためになること」も増やせるよう”変化”していきたいなと思います。

こちらより一部抜粋

などと言っている自分が、どうして「参加できない理由」を盾にできるのか。そう思いながら戒めを込めて前回のnoteを書きなぐりました。

極論を言うと借金すればお金はできるし、仕事等を辞めれば時間はできます。結局は自分の調整次第でどうとでもなるのです。
参加するために何とか調整したファンの方もきっと数多いらっしゃるでしょう
ですが、空席ができてしまった。
つまり、そうしてまで「日向坂を応援する」ことを優先できる(損ではないと思う)ファンの人数が、会場キャパより少なかったのが現実だったと言わざるを得ないのかなと思います。

こちらより一部抜粋
※太字部分は「まずてめえが何とかしろや!」の意です

そして翌日、はしがきの通り偶々か意図してか(実態は書き控えます)10/14の予定が綺麗に消滅し、当日に新幹線と宿を取り福岡に向かうこととなります。

本章の冒頭で述べた自身とメンバー・ファンの間の距離感に対して抱いた感情は、踏み出す勇気に変わり私の背中を押してくれました。


彼女たちの目に見える形でこの恩を還元するべきなのでしょうが、私にはもう少し日向坂にも、そうした行動自体にも向き合う時間が必要そうです。

日向坂を取り巻く環境ではまだまだ表層をかじっているだけのいわば「他者」であり、「ファン」とは言えないのかもしれません。

こちらより一部抜粋

振り返るとこの3日間は、結果として自分の中の「日向坂に対する向き合い方」をひとつ先のフェーズへと進める期間になりました。

というのも、私はまだまだ日向坂を取り巻く環境からすると「他者」だと自覚しているので、今回参加していなければメンバーやファンの高まる想いにうまく呼応できず、当事者意識がさらに遠ざかっていた(下手をすると応援することから離れていった)気がしてならないからです。

私個人として、これまで参加したどのライブよりもメンバーの並々ならぬ想いが伝わってきた福岡公演。
直接見届けられたことを嬉しく思うと同時に、ここへ導いてくださったメンバーとファンの方々へこの場を借りて謝意を。


ライブの所感

恐らく会場に「脈打つ感情」のピークは千秋楽だったので、参加していない私は福岡2公演についてはおいそれと気軽に語ることはできません。

ということで、今回のライブの所感は「初めてのツアー複数参戦」の観点より、大阪公演初日からの自他における変化への気付きとしてまとめました。そして少し視座は変わりますが、ツアーでの変化をどう活かしたいかを最後に書き留めています。

・自分の変化

大阪公演は「ハマスタ以来のライブ楽しむぞ!」と良くも悪くも勢いだけだったのだなと、今となっては思います。
座席もステージや花道にかなり近かったため、とにかく食い入るようにしてメンバーやステージの演出を細かく見る(あわよくばメンバーとの相互レスポンスを楽しむ)ことへ重心を置いているのがnoteを振り返っても明らかです。

一方で、今回は物理的にも心理的にもかなり俯瞰できました。
それにより、宮城から福岡までのメンバーの頑張りと呼応するファンの方の姿勢、それらに突き動かされた自分の状況など、色々抱えた感情をライブのあれこれと対照してしまい、目が潤む回数が激増しました。
おそらく次のライブくらいからはヨヨヨと泣き出す予定です。どうか引かないでください。

どっちがより没入しているかとなれば難しい話ですが、今回のようなスタンスをとれたことは、自分の中での明確かつ多分な変化≒ファンへの一歩だと感じています。
ご理解いただけているとは存じますが、もちろん大阪公演の時のような楽しみ方も大好きですし、まだまだその楽しみも享受していきたいです。
ただただ私が新しいスタンスを見つけたというだけで、他意はございません。悪しからず。

・メンバーの変化

※私見だらけですがご容赦ください。

文字数がとんでもなくなりそうなので、心苦しいですが心象に残った何名かのピックアップ(敬称略)であることをお許しください。
無論、全員最強に進化していました。すごいな、日向坂。

齋藤京子
憂いとは可能性――最も多忙なメンバーの一人である今の彼女のためにあるような言葉です。
特にツアー後半はドラマの撮影も重なり、心身ともに憂慮することも多かったのではと推察できます。それを乗り越え目の前で輝いてくれているんだと思うと涙腺に相当きました。私からすると相当珍しい(というか恐らく初めて)煽りはそんな内心を解放しているようにも見え、これまたグッときました。

高瀬愛奈
まさに天衣無縫。初見でしたが、『骨組み』はまなふぃによって、まなふぃ(概念)のように育てられた楽曲でした。
開始直後こそ楽しいが先行していたものの、誰よりも温かくて優しい彼女の誰も置いていかない心意気にすぐにウルウル。これぞまなふぃーばー。
天空席のひとりひとりまでしっかり届いていましたよ。横の女性も泣いていました。ありがとう。

清水理央
MCタイムでびっくり仰天。声の大きさから明瞭さから何から何まで、一番進化を感じたメンバーです。
その部分から同期やグループを牽引する覚悟が垣間見えて目頭が熱くなりました。自分に求められることを、彼女なりに考えながら相当研鑽を積んだのでしょう。普段そういう姿を見せず、ライブでバチバチに感じさせてくるのに一番弱いのです。

他にも超絶笑顔で楽しそうな小坂さんダンスの魅力度マシマシの森本さんケガを抱えながら頑張っていた渡辺さん先頭に立った『My fans』で実はアツい人間なことを全面に押し出した山下さんなど、個々人で語りたいことが本当に沢山ありますが、この辺りで。

楽曲や演出の進化(深化)については千秋楽を見てこそでしょうから控えておきます。『魔物』が「魔物」だったことだけ残させてください。

以上、ライブの所感(2つの観点から気付いた変化)でした。

・ツアーでの変化をどう活かしたいか

アイドルのツアーに限ったことではありませんが、「同じような演目内容をなぜ複数回見るのか」の問いには、「好きだから」しか解が無いし、それでいいと考えていました。

しかし、今回その問いの内容を実体験し「好きは前提、自分と対象の変化を楽しむ」という別の解の存在を知りました。

この新たな解=日向坂との向き合い方が、また次の向き合い方や日向坂と関わる新たな世界への到達を導く一助になる瞬間を楽しみにしています。
同質の向き合い方ができそうなのはメンバー出演の舞台でしょうか。
ハードルの高さもあり、お恥ずかしながらまだ舞台に参加したことがないのですが、「参加するぞ」となった際は複数回を目標にしてみようと思います。


あとがき

という訳で、今までの人生で取り組んだ経験のない「多少無理をしてでも日向坂(余暇の一部)を軸にしてみる」ことへの挑戦は、結果今まで勇気を持てなかったが故に到達できていなかった「1㎜先にあった複数公演参加する世界」で溢れる感動と楽しさ体感することに繋がりました。

同時に「日向坂のファンです」と小声で言える程には殻を破れたように思います。1とは言えませんが、0から0.3くらいにはなれたかな。

そこへ至るに欠かせない存在だったメンバーとファンの方々へ、改めて謝意を。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

これから先、一応一端の社会人なので、毎回同じような挑戦や決断ができるかは分かりません。しかし日向坂のためならば、やはりできる限りのことは引き続いてチャレンジしていきたい所存です。

勿論、これはあくまで私個人としての目標です。
様々な推し方が受容されて然るべきですので、こんな人もいるんだなぁということにしておいてください。

次のライブはどんな世界を知ることになるのか、今から期待で胸がパンパンに膨らんでいます。まずはKアリーナ当選しますように。

ということで、1㎜先にあった世界「HappyTrainTour2023 Hukuoka Day1」でした。
ではまた次の機会で。


おまけ:10/14からの2日間と仲良くしてくださる方(予定含む)へ

どうでもいい福岡観光の記録です。

開場約1時間前に福岡へ到着。博多駅近くのホテルでチェックインを先に済ませ、テクテク歩いて会場入り。

初マリンメッセ。名前に負けず海が近い。

折角の機会だし交流させて頂いている方々にご挨拶できれば、なんて目標も掲げていましたが達成できず。
そもそもSNS上でもっと交流しておくことと、事前の段取りが必要と学びました。次回までの課題です。

なので、これから仲良くしてやろうかなと思っていただいた方も、僅かばかりでも交流させていただいている方も、是非SNS上で日頃よりお声掛け頂ければ泣いて喜びます。
こちらからもこれまでより積極的にお声掛けさせていただくかもしれませんが、どうか引かないでください。

あとは記述の通りライブでひとしきり感動した後、博多飯を楽しみ尽くし翌日曜のお昼過ぎに帰路につきました。
最高に贅沢な一人旅。たまには許されますよね。

ひよたんお気に入りの前田屋さん(https://motsunabe-maedaya.com/
予約なしの場合は10:30頃から並んでおくことをオススメします。

本当は天神や中洲にも訪れたかったですが、さすがに突貫すぎて限界があり断念。次回リベンジを図ります。

ということで、どうでもいい福岡満喫紀行文でした。

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