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LGBTとうつ病-自殺リスク6倍-

こんにちは。むろです。
女性に生まれ、心の性別に違和感を感じこじらせにこじらせています。

性的少数者は6倍もの自殺リスク

自分が鬱っぽくなっているのではないか?
と若干感じたこともあり調べていたら、こんな記事を見つけました。

日本のゲイとバイセクシュアルの男性の中には、そうではない男性の約6倍もの自殺未遂経験者がいるという研究の結果があるそうです。
あなたの想像とはどのような差があったでしょうか。

むろ的には、「ああ、やっぱりそうなんだな。」という感じでした。

記事にもあるように、性的少数者であることによる生きづらさの感じ方は様々です。

むろの場合は一番大きいのが、「自分が周りから女性として見られ、扱われることが嫌」ということ。
それによって、人とかかわることすら嫌になってきてしまいました。

髪型はメンズ用で切ってもらってますし、ほぼメンズ服を着ています。
しかし手術などはしておらず、カミングアウトもしていませんから、関わる人からはおそらく「ボーイッシュな女の子」だと認識されています。
20歳という年齢もあって、まあそういう時期なのかな、みたいな視線を感じることもしばしば…(笑)

会社、友人、家族、、どんな場所でも人とかかわれば女の子として扱われます。

女の子だから、人を褒めると「かわいらしい女性に褒めてもらえるなんて…」とお世辞を言われます。
こんなに誰も幸せにしないお世辞ってあるんですね!?

女の子だから、料理やお菓子作りが好きだと言うと「家庭的だね」「いいお母さんになりそう」と言われます。

女の子だから、メンズ服を着ていると「きっとスカートも似合うよ」と励まされます。


なによりも辛いのが、全員が善意で言っているということです。
彼らを責めることができたら、どんなに楽だったか。
みんなが自分を喜ばせようと言ってくれていることだから、素直に喜べない自分が悪いんじゃないかと申し訳ない気持ちになるのです。


以前は人が好きでした。
たくさんしゃべりたいし、話を聞きたい、そのためになら何時間もかけて電車に乗って東京へ繰り出しました。

だけど自分の性別に違和感をもってからは、人とかかわることがつらいです。
会社とか無理だし(行ってないけど)、外で声を出したくない(声で女とばれるから)。できれば家から出たくない。

人が人としゃべるとき、自分を含め誰もが「性別」を無意識に意識しています。
それは仕方のないことだと思いつつ、腹の底から湧き上がるようなこの気持ち悪さをどこに向けたらよいのか、困っているのです。


もしセクシュアルマイノリティの当事者の方やその周りの方で、他者とのかかわり方について感じることやご意見、自分はこうやって乗り越えたよ、みたいなことがある方がいたらコメントで教えていただけると嬉しいです。

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