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超絶周回遅れで映画「プロメア」を鑑賞した話
皆さんこんにちは。クソ腐女子のアンタレスです。
正月に、noteの更新頻度を上げると大見得を切ったはいいのですが、なかなか上手くいきません。もう少しバリバリ文章が書けるようになるといいのでしょうが、そうなるには努力が必要なんでしょうね。
さて、今回はタイトルの通り映画の話です。まずは、映画を見るに至った経緯からお話ししましょう。
今回見た映画は、「プロメア」です。2019年の5月から上映が始まった作品です。SNS上の口コミでじわじわと人気が出て一大ブームになり、そのうち興行収入15億円越えというとんでもない記録を叩き出したアニメ映画です(アニメ映画が興行収入10億円を超えるのはかなり難しいらしい)。
私も、当時Twitterでその盛り上がりを目の当たりにしていて、見に行きたいな~とは思っていました。
しかし、プロメアの人気絶頂期、私は入院していました。
難病に罹り、それに伴って脚に障害もできて、私は断続的に長期入院をしていました。退院しても自宅での療養を命じられて、外出もままならない状態でした。というか、今でこそT字杖で歩けるようになりましたが、「プロメア」上映当時に私が使っていたのは松葉杖なので、ふらふら出かけたら私も周りの人も危険だったのです。映画館なんてもってのほかでした。大きな松葉杖は邪魔になりますからね。
そんなこんなで、いつの間にか「プロメア」のロングラン上映も終わり、ブームも過ぎ去っしまい、私も、他のジャンルのことや病気含め私生活のあれやこれやに追われ、「プロメア」のことは頭の片隅に追いやられてしまいました。
しかし、先々週の土曜日に、転機が訪れました。
実は、この3月に私の弟が専門学校を卒業しました。そして現在、4月までの最後の春休みを利用して、車を運転する練習を毎日のようにしてるのです。
「社会人は車を運転できないとやっていけない」と父にせっつかれて、その日も練習に出かけたのですが、その時に、近所の本屋に寄ったそうです。
その本屋はDVDのレンタルも行っていたので、父と弟は映画を借りようと思い立ったのです。そこで偶然、父が「プロメア」に目を付けました。
何故かというと、父が元消防官だったからです。
「プロメア」が消防庁とタイアップしていたことは有名な話です。だから、公開期間中、父の職場の消防署にもポスターが貼られていたそうです。そのことを思い出した父に、弟が「姉ちゃん(私)がこれ見たがってた気がする」と口添えをしてくれたらしく、結局DVDを借りることになったようです。
そんなわけで、家族全員の予定が空いていた先週の金曜日に、ようやく「プロメア」を見ることが叶いました。
さて、超絶周回遅れで「プロメア」を鑑賞したわけですが、単刀直入に感想を言いますと……
色々すごかった。
……小学生並の感想ですが、まず出てきた言葉はこんな感じでした。本当にすごかった。
その後、色々と感じたことを整理して、何とか言語化することができたので、箇条書きで記録しておきます。
・アクションシーンの作画が良かった。迫力があった。
・リオがかっこかわいい
・メインキャラを演じた俳優さんたち(特に堺雅人さん)の全力の演技に好感が持てた
・ガロがかっこかわいい
・リオがかっこかわいい
・設定や話の落としどころが斬新
・リオがかっこかわいい
・「ストーリーのその後」を、視聴者の想像に委ねる終わり方がいい味出してる
・ガロとリオがかっこかわいい
……言語化できた感想はこれくらいです。
まず言いたいのは、主人公二人のかっこかわいさについてです!
ガロもリオも、それぞれタイプの違うかっこよさとかわいさを持っていると感じました。
ガロは、「バカ」と周りに言われながらも正義感が強く、バーニッシュというだけで差別をするようなことはしません。腹が立っても周りに当たり散らさず、自分一人で気を鎮めようとします。悪いと思ったら謝れるし、絵に描いたような「いい奴」でした。
リオは、美しい見た目ももちろん素敵なのですが、見た目からは想像できないくらい男らしい性格をしています。クールな態度で振る舞いますが、仲間思いで熱い心を持っています。そんなギャップにキュンとしました。というか、こんな素敵な二人がぶつかり合いながらも最終的に手を組むなんて流れ、そりゃ腐女子に刺さるわ。
次は作画について言及しましょう。まあ、流石TRIGGERだけあって、アクションシーンに迫力があって、一瞬呼吸を忘れてしまうくらいでした。バーニッシュの炎を紫色で表現したのも、美しくて良かったです。メインキャラを演じた俳優さんたちの熱のこもった演技にも好感が持てました。特に、クレイ役の堺雅人さん。胡散臭い演技と、全力で戦う演技、どちらも素晴らしかったです。
また、ストーリーも熱い展開や斬新な設定が連続してて感心しました。ガロとリオの和解、クレイの野望、バーニッシュの真実、そして、「その後」を想像に委ねるラストシーン。
特に、ラストシーンは感嘆しました。あんな終わり方されたら、「その後の話」を妄想せざるを得ません。そしてそれは、みんな同じだったのでしょう。だからこそ、「プロメア」の二次創作が溢れたのだと理解しました。
……というか、「プロメア」を上映期間中に見ていれば、ブームに乗ってもっと色々な二次創作や同人誌に目を通せたのに……私の馬鹿!!
……とまあ、私の感じたことはこんな感じです。
とにもかくにも、「プロメア」が多くの人の心を掴んだ理由を、ようやく知ることができました。
でもやっぱり、映画は映画館で観たいので、リハビリをもっと頑張ります。
ちなみに、仕事との兼ね合いで、この記事を書き上げるのに3日かかりました。バリバリ書けるようになる道のりは遠いようです……。
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