日曜日は毎年の事でスーパーキッズオーケストラ定期演奏会を聴きに兵庫芸術文化センターまで弾丸日帰りコトリップ。(長文です。) 今回も佐渡裕監督率いるスーパーキッズオーケストラに身体中の全ての涙を持ってかれました。これ、毎年書いてるけど何故そんなにスーパーキッズオーケストラを応援するかって、そもそもの話は今から遡る事22年前の阪神淡路大震災がきっかけでした。その当時、大阪の高槻に住んで居て、職場は梅田だったのだけど、高槻連合自治会と言う組織の取りまとめ役をやって居たのね。本当に被災直後の阪神地区は大変だった。

画像1 日曜日は毎年の事でスーパーキッズオーケストラ定期演奏会を聴きに兵庫芸術文化センターまで弾丸日帰りコトリップ。(長文です。) 今回も佐渡裕監督率いるスーパーキッズオーケストラに身体中の全ての涙を持ってかれました。これ、毎年書いてるけど何故そんなにスーパーキッズオーケストラを応援するかって、そもそもの話は今から遡る事22年前の阪神淡路大震災がきっかけでした。その当時、大阪の高槻に住んで居て、職場は梅田だったのだけど、高槻連合自治会と言う組織の取りまとめ役をやって居たのね。本当に被災直後の阪神地区は大変だった。
画像2 その後、仕事の関係でアメリカに7年行っていたのだけど、帰って来たら被災地を元気にしようという事で兵庫芸術文化センターと言う箱が出来るの事になって、そこの芸術監督に佐渡裕さんが就任。2004年には教育と言う名目もあって子供達のオーケストラが誕生してたと言うわけ。
画像3 その後、2011年3月11日には東日本大震災と言う未曾有の大災害が起こり、自分で何か出来ないかと言う気持ちで、このスーパーキッズオーケストラの活動に賛同して、今も毎年の応援に来てる訳。 ってな訳で、音楽鑑賞と言う枠を超えた来る事の意義、また音楽活動を通して被災地や人々に元気を与え続けている子供達を親御さんと共に見守ると言うのが、立ち位置と言うか、存在の理由。
画像4 子供達にとっても毎年、宮城県や熊本の被災地を訪れて演奏を行なったり、まさに兵庫県西宮や神戸で演奏をするのは凄い体験だと思う。今年も37名のメンバーと賛助としてOBOG4名を加え、更に毎年の事になるけど、イギリスから素晴らしいソリスト小野明子先生、京都から加藤完二先生、池田明子先生、大槻桃子先生と凄腕の先生方の指導でメキメキと個性と強いチームワークを発揮してる。
画像5 子供達も関西だけでは無くて、東京や金沢、和歌山、中にはイギリスから参加してるツワモノがいる。全て、厳しいオーディションを通ったメンバーでやる気も半端ない。 そんな中、やっと本題に入るけど、今日は本当に素晴らしい演奏の数々。まずは、本公演の前にロビーコンサート。これまた、チーム内のオーディションを通ったツワモノ達が、アンサンブルやデュオ、ソロを披露。お客様の数は2000人。ロビーも黒山の人だかり。今回も熱い演奏が繰り広げられた。
画像6 そして、本公演のステージでは、まずはお決まりのホルスト、セントポール組曲。毎年、ここでその年の音が聴かれる。今年はオーストリア、ウィーンとグルフェーネックで合宿を敢行。オーストリアの人々の前で演奏会も行なった。新しいメンバーも増え、確実に昨年とは違う音達が耳に飛び込んで来る。後は今までやったことの無い曲やずっと前から引き継がれて来ている曲もある。 オーケストラ曲以外に、アンサンブルやデュオ、ソロも演奏されたな。途中のMCにも大笑い。
画像7 情感豊かなそれぞれの曲に、途中溢れ出した涙は次から次へと、もうタオルもぐっしょり。笑笑 今日は本当に凄すぎて、涙も枯れた感動過ぎる日曜日でした。ブラビッシーモ!
画像8 <プログラム> 1.ホルスト: セントポール組曲op29-2 2.チャイコフスキー(佐渡裕編曲):アンダンテカンタービレ 3.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番 ニ短調BWV1004より 1.アルマンド 2.クーラント 3.サラバンド 4.ジーグ 中野愛さん演奏 4,バルトーク: 無伴奏ヴァイオリンソナタ Sz.117 第4楽章:ブレスト 落合真子さん演奏。 5.モーツァルト:ディベルティメントニ長調K.136
画像9 6.バッハ,池田明子先生編曲:シャコンヌ (李 菜々子さんに捧ぐ。) 7.レハール,池田明子先生編曲:メリーウィドウ メドレー 8.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第3番 ハ長調BWV1005より 前田妃奈さん 9.モリコーネ,池田明子先生編曲:ニューシネマパラダイス 10.指揮体験。 11. メンデルスゾーン:八重奏曲 変ホ長調 op.20 12.弦楽のための三楽章「トリプティーク」 第1楽章 アレグロ 第2楽章 ベルスーズ 第3楽章 ブレスト
画像10 <アンコール> 例年の如く、定番の2曲。 ルロイ・アンダーソン:フィドルファドル ビル・ウィーラン:  リバーダンス そして、今回卒業する高校3年生のメンバーから佐渡監督へ:ダニーボーイ ブラビッシーモ!

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