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11回の交通事故のお話 その8

0回目の交通事故。

この事故は、後遺症をかなり引きずった衝撃の強い事故でした。

それは通勤中の出来事。当時の職場に向かっている途中、遅れそう!と思って少し慌てていたので近道の車が1台通るくらいの細くて狭い道路を走っていました。

ここまでの事故の話を読んでくださった方はもう気づいておられると思うのですけど、私の起こした事故は細い路地での出来事が多かったので、細い路地はかなり危険です。車だけでなく通行人や自転車が相手ということも考えられるので今は殆ど通らないようにしています。みんなも気をつけて。

話が逸れました。
職場まであと2分!というところで信号のない交差点に差し掛かった瞬間、左からかなりのスピードの普通車が!!!!
あっ!!!!!!と思った瞬間にはかなりの衝撃で前タイヤのあたりに衝突!避けられませんでした。

私も何キロ出していたかは覚えていませんがブレーキを踏んでも止まれなかったということから30キロ近く出ていたんだと思います。。。

相手の方は70代くらいの白髪の男性でした。喪服を着られていてすぐ近くの斎場に行かれる途中ということでした。
どちらが警察を呼んだとかそういうことはもう忘れてしまったけど、ぶつかられたのに謝られた記憶はないのであちらも「ぶつかられた」と思っていたのでしょうね。
15分ほどして警察が来て、色々話して職場に向かいましたがその頃にはもう頭痛から吐き気があり気分も最悪でした。社長に話して病院に行きMRIなんかを撮ってもらいました。

車の修理や相手の怪我に関しては特に揉めることもなかったのですが、今回の事故で相当首をやられたようで、ここから5〜6ヶ月ずーーーーーーーーーっと頭痛が続きました。
整形外科に通って電気を当てたり、整体に行って首や肩を緩めてもらい運動を教えてもらったりしましたが、むち打ちから来る頭痛は治まらず食欲がおちてその期間で6キロ痩せました。

この頭痛はいつまで続くんだろうかと思っていた年末、鍼灸師をしている叔父が年末の挨拶に来てくれた際に事故の話をしたら、「かわいそうに」と首から肩にかけて鍼をしてくれました。10箇所くらい鍼をしてくれると急に気分が悪くなり、なんと吐き戻してしまいました。。。
叔父いわく「奥のコリを取ったら経路(?)が変わって吐くこともある」と。

その瞬間から、ムチウチからくるずうーーーんとした頭痛は消えて食欲が戻ってくるという奇跡みたいな経験をしたのでした。

実はこの首をぶつけた事で消えた痛みがありました。それは19歳の時の最悪の事故で強打していた右足のスネの痛み(いわゆる弁慶の泣き所)。
おかしいなぁどうして首を痛めて膝が治ったのかなぁ?とは思っていたけど、首がやばいのにスネごときに痛みの信号を送ってる場合じゃない!と脳が判断したのかなぁ?なんて今では思うのです。

鍼でコリはとれたけど骨の配置が変わったわけではないので根本的な解決が出来たわけではなく、実はその後も種類の違う頭痛(特に右後頭部)を感じる状態でした…
こうやって書いたら奇跡とは言えんか?いや、でもあの鍼してもらわなかったらどうなってたんだろうと思うのでやはり鍼すごい!
※写真はイメージだよ

子供を乗せて起こしてしまった11回目の事故に続きます。

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