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旅に生きる~撮り貯め放出編~ その⑫

※ちうい
いつもの記事と違って順不同、日時不明の写真を掲載していきます。
内容やテーマと一致しません。

その① その② その③ その④ その⑤ その⑥ その⑦ その⑧
その⑨ その⑩ その⑪

塩釜神社
福島県田村郡三春町西方中ノ内384

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食べ物のお話~(*´ω`)

福島県は地味ですけど美味しい物がたくさんあります。
いやいや、日本全国の都道府県全てに美味しい物はあるんです。
でも東京などの都市部は『美味しいお店』と『世界や地方の美味しい物』が溢れているってことだけは忘れないでほしいわけです。

福島県と言えばなんですかね?
桃。これみなさん知ってるだけで食べへんのやろ?柔らかい品種食うんやろ?って思ったら割と福島県の固めの桃を好む人いるらしくて。

そして喜多方ラーメン。
日本三大ラーメンですが人によって不味いとか薄いとか言います。
しかし街全体で地元の人が当たり前に食べていたものだから今も続いているし愛されているのだと思います。
パッと作りだした名物ではないですから。
それに今は老舗・新規みな味が補強されてます。

喜多方ラーメンの基本は
『豚骨ベースのスープ』と言われています。
豚骨に親を殺されたのかってくらいに炊く家系とは違ってあっさり。
そこにその他干物などを合わせているようです。

このスープに醤油ダレを合わせるんですよ~とWIKIなどには書いてありますが喜多方を訪れる際にはぜひ『味噌』と『塩』を試していただきたいわけです。

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味噌は他地域のように有名ではないですが、どうしてどうして会津地方もバリエーション豊かなんですよ。


『蔵の町』ですから、メーカーばかりではなく一般の個人宅でも味噌を作っていました。
まろやかでスープと相性が良くしっかりと深い味噌味。
ニンニクとかそういうのに頼らずともパンチがあります。

そして塩ですが会津は『山塩』が採れます。
しかも温泉で煮詰めたりしてて非常に独特な味わいです。
とげとげしさも無く旨みを引きだしてくれる塩です。

しかしスープが主役になりがちのラーメンにおいて喜多方ラーメンは『麺』が主役であると言えます。
あのプルプルとした縮れ麺は心地よい噛み心地と喉越し。
水がいいことを実感することができます。

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(; ・`д・´)喜多方ラーメンの話しかしていない

かといって全部紹介していたらお腹空いて死んじゃうね。
だから個人的に県外の人に食べてもらいたいやつだけ上げていこうと思います。

『酪王カフェオレ』

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福島県民の血液主要成分構成飲料。
甘い。甘くないやつもある。
サブㇾも売っててかなり美味。通販やアンテナショップもあるが福島県内でしか買えない商品もあるのでぜひチェックしてもらいたい。
ちなみに今月いっぱいで瓶詰めが無くなります。

公式サイトで買えます。

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『かりんとうまんじゅう』
画像無し。色々な地域で作られているのだが田村市『あくつ屋』さんの食べると他の食べられなくなります。
売り切れが早いので予約が吉。

田村市船引町船引字畑添96-1
TEL 0247-82-0223

『粟まんじゅう』

会津の名物。出来立てが最高にうまい。
粟まんじゅうは贔屓のお店が分かれてしまいがちなので特定のお店はあげません。
会津坂下に行ったら食べるべき

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そういえば今回の神社は『三春町』なんです。
滝桜で有名な三春町。
そこの『西方』という集落がですね、年に1回だけ輝きます(おい)

西方水かけまつり-1-624x416

画像は三春町町づくり公社HPより

1月に裸で水をかけまくるアホな祭りです(;´Д`)
最後は田んぼで泥もかけます。

由来が元々領民に「やる気出せ!オラ!」ってやつらしいのでそりゃ寒いでしょうよ。
前の年に結婚した男性の家を祭りの拠点とするのが特徴で、無病息災の意味合いもあるのですが、昔と違い毎年のように新婚が生まれるわけではないので、臨機応変にやっているようです。

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ここは『塩釜神社』
宮城のあそこから勧請しています。
ここに水かけ祭りをやった武将が籠った?とかそういうやつらしいです。

久しぶりにこの手の神社見たなーって。

短い石段で急激に高さを稼ぐ神社。
水害や火災などの時に逃げ込むにはもってこいです。
お年寄りはおんぶされて子どもは手を引かれ駆け上がったかもしれません。

『しれません』てしか書けないのはわからんから。
なにせこの西方は今は『三春ダム』のすぐ横、そしてデカい道路が通っているので想像が難しいわけです。

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三春ダムが出来る前、狭い道でしか移動ができない渓谷のような土地柄でした。

三春ダムがある大滝根川は勾配が急です。緩やかになるところは当然、流れも弱いので土砂が溜まりやすい。川は狭くなる。狭いから人が畑作を営み定住するので水害に遭う場所=被害が大きいとなる。

そうすると田村市も溢れるポイントだが、さらにその下流になり狭まっている西方あたりはゆっくりとした浸水ではなく鉄砲水があったのではないかと推測します。

西方は川面からの高さはあるものの、集落に入ってしまえば平面です。山を背負っているので水の逃げ場がないでしょう。
そうすると小高い塩釜神社は逃げ場として良かったはずです。

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食べ物に話が戻ります。

お店になっちゃうんですがいわき市
『うろこいち』
福島県いわき市小名浜字栄町66-40

ここは食堂なんですがとにかく全部ウマイヾ(≧▽≦)ノ
あなご丼が個人的に好きですけど海鮮丼やマグロももちろん美味しいです。
営業時間が17時までなのですが逆に朝は8時から開いている(はず)なので立ち寄ってみると幸せになります。

『おおたに新そばまつり』

三島町大谷地区

三島町の大谷地区で行われるお祭り?
新そばの季節になんと食べ放題が催されます。
最初の蕎麦は決まったものが出されるんですが2杯目からはあれこれ注文ができる(はず。変化しているかもしれない)

あまり有名ではない(ごめんなさい)のは宣伝が地味なのと『前売り券制』のハードルの高さでしょうか?
あとアクセスも非常に悪い(都会の人は間違いなくたまげる)道路1本しかないので。

予約はなんと実行委員会の人の個人電話(;´Д`)すごい
・・・でご紹介したいんですが去年コロナで中止しております。
今年もやるかどうかわからないので連絡先は出しません。

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『三角油揚げ』

三春町やその周辺

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これ県外でファンの人が多いらしいんですよ。
正直、地元民も食べると美味しい(*´Д`)
厚揚げではなく分厚い油揚げなので中はふっくらして単体だとわしゃわしゃ食べる感じ。

包丁で中を開き、そこにネギ味噌をぶちこんで焼いてみればだいたい酒飲みの旦那さんはたちまちに最敬礼(表現が古い)

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『川俣シャモ』

川俣町や二本松市、またその周辺で育てられている鶏。
いまや高級店やラーメン屋では名古屋コーチンに並んでブランドになっています。
実際食べても美味しいし出汁も濃い。
町おこし成功例のいい見本だと思います。一瞬の金より持続可能な商売。
そうするとふるさと納税(岩手県では企業にも適用するんだそうですが)
のようなボーナス的課金ではなく、好景気も不景気も値段が変化しないブランドってのは大事です。
単価を上げると最後金持ちしか買えなくなるし。

食べられるお店はたくさんあるのでここで見てください。
そういえば世界一長い焼き鳥も川俣。


この世界一長い焼き鳥は他にも北海道美唄市・和歌山日高川町などが挑んでます。

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『湯川米』

なんででしょうねぇ。やはり水なんでしょう。福島県で一番小さい村の米は本気で美味しい。
できれば水も有名な湧き水を使って炊きたいところです。
わたし実は硬いお米が苦手でいつも柔らかめに炊くんですけど以前もらった湯川村の米はふっくらしててよかった(*´ω`)

『コシアブラ』

これを持ってくるわたしはどうなんだって。
山菜で地味だし。
もっと鮎とかタケノコとかあるだろ!って思うんですけど福島県のコシアブラはマジでうまいぞ(`・ω・´)クッキングなパパも大満足

よくね「採れる場所を教えて」聞かれますけど、コシアブラの場所は教えてくれない。
マツタケほどではないけど、林道の横とか斜面とかの目につきにくいところにあるので、一度教えちゃうと根こそぎやられちゃう。
まして今ね、木そのものを切って持ち替える輩がいるんで(´・_・`)ダメ絶対

天ぷらが至高にして最上でしょう。

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もっともっとあるんですけどね。福島県は地味なのに美味しいものがたくさんある。

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壁に直接神社名って珍しくない?
木鼻も規模のわりにしっかり細かい造りで大切にされていたのがわかる。

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なんかいいですね、こういう当たり障りのない内容って(笑)
まあそういうわけにもいかないのが人生ですが。

次回はどうなることでしょう?

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