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【詩】少年の覚悟

少年の胸にはいつも
寂しがり屋がたたずんで
少年を困らせるほど
時に激しい泣き虫になる
とんだお荷物だけど
それもひとりの自分なら
みっともなくても重くても
守り抜こうと覚悟する
そうすることが少年の
自分を見失わない
たったひとつの術だった

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