見出し画像

人のふり見て我がふり直せ。他人観察は気づきの宝庫。 #96

こんにちは。

他人の仕事ぶり等の様子を見て「なんでもっとこうしないんだろう?」と思うことありませんか?

そのような改善ポイント等に気づけることはすごく重要なことだと思っています。
他人を観察することってすごく色んな気づきがありますよね。
そして、それが自分を良くするきっかけにもなるんです。

このことを一緒に仕事をしている後輩の様子を見て、私なりに気づきがあったので、言語化したいと思います。

ただ、ここ最近私がモヤモヤしていることでもあるので、けっこう愚痴っぽいところや私の器が小さいと感じられる部分もあるかもしれませんが、ご容赦ください。
反省しなければならないと思ったことも自分にとっては気づきになりますね。

ということで、このnoteの結論は、自分を良くしていくために大事なことは、他人観察!


他人を観察していたら


先日あったことです。一緒に仕事をしている後輩が、100個くらいあるデータのエラーを1つ1つ毎日手作業で、それなりの時間をかけてチェックしているところを見てしまいまして。。

「マクロでやらないの?」と聞いてみたところ、
「マクロ、苦手なんです。」と即答されてしまったということがありました。
加えて、これは私の感想ですが「何か?問題ありますか?」と強気のトーンに感じられたこともあり、私は何も言い返せませんでした(笑)

この後輩の仕事ぶりに対して、個人的に言いたいことは山ほどありますが(笑)
そこは今回は置いておいて。。

「もっとこうした方が良いんじゃない?」「なんで?私だったらこうするのに。。」と他人を見て感じる瞬間があなたもあったりしませんか?

そんなときあなたならどうしますか?

欠点を指摘することはバカでもできるけど


どうしますか?と書きましたが、このnoteで私が言いたいことは、どうやって後輩へフィードバックしますか?ということではありません。

私が先ほどの場面で、後輩と会話した後で、後輩へモヤモヤしたのと同時に、自分に対してすごく不安に感じたことがあったのです。

それは、私も苦手なことを放置して「何か?問題ありますか?」と強気で思ってしまっていることがあるのではないか?ということです。

ここで、澤円さんの著書「メタ思考「頭のいい人」の思考法を身につける」に書かれていた内容を引用させていただきます。

何が言いたいのかというと、「人の欠点はバカでもわかる」ということです。
欠けている部分を指摘するのは、おおよそ誰にでもできます。つまり、他人の欠けている部分だけを指摘してドヤ顔をしている人は、見ればわかるものの大きな声で言っているだけだということです。でも、そういう人に限って、得意満面の顔をしているんですよね。僕の苦手なタイプ。彼らは「目がいい」だけで「頭がいい」わけではないと、いつか気づいてほしいと願ってしまいます。

著者:澤円さん「メタ思考「頭のいい人」の思考法を身につける」

このことを先ほどの後輩との会話で強く実感したんですよね。
前半の「人の欠点はバカでもわかる」という内容のインパクトが私の頭に強く残っていましたが、後半の「目がいい」だけで「頭がいい」わけではないと、いつか気づいてほしい。の部分もすごく重要だと改めて気づきました。

つまり、欠点を指摘された方にも問題があると思いますが、指摘している方にも問題があるかもしれないことに気づかなければいけないんですよね。

今までの私は、欠点を指摘するだけの「目がいい」だけで「頭がいい」わけではなかったということですね。
私は、このことを強く認識したと同時にものすごく反省しました。

自分のダメなところを指摘するためには?


人の欠点はバカでもわかる。それなのに、自分の欠点に、自分自身で気づくことって難しいですよね。それができるようになるためにはどうすれば良いのか?

そのきっかけが他人にあるのではないか?他人を観察することではないか?
これが今回の私の気づきです。

人間は他人の欠点に気づくことは得意な性質を持っているようです。
それを利用したのが視力検査のランドルト環だと、同じ本の中でも書かれていました。

自分の欠点はどこだろう?と自分で考えても、なかなか気づくことは難しい。だから、他人からフィードバックをもらうことが大事なんですよね。

ただ、毎度毎度自分の欠点をフィードバックしてくれるような人はなかなかいないと思いますし、実際にいたらウザいと感じてしまうと思います(笑)

なので、自分で自分の欠点に気づけるようになりたいですよね。それなら、他人を観察することを重視すると良いのではないかと思ったのです。

他人を観察していると、他人の欠点に気づける。他人の欠点に気づいたら、自分はどうだろう?と、そっくりそのままその気づいた欠点を自分に当てはめて考えてみれば良いわけです。
他人の欠点を反面教師にして、自分の欠点をあぶりだすことができるのではないかと思いました。

叱ってくれる人は貴重。なんて言いますが、自分の欠点に気づくことってすごく難しいことだと思うので、周りにいる他人を活用することが有効になるのではないかと思いました。

自分の欠点に気づくことができれば、それを改善して、自分の成長に繋げていくきっかけになりますからね。

「人のふり見て我がふり直せ」という有名な言葉がありますよね。
この意味を改めてネットで調べてみると、

他人のふるまいを見て感じることがあったら、わが身を振り返り、改めるべきところを改めよ。他人の行いを批判する前に、まず自分のことを省みよ。

コトバンクより引用

この言葉の説明にもきちんと書いてありました。
「他人の行いを批判する前に、まず自分のことを省みよ。」と。

ふり直したいポイント


最後に、最初の後輩との会話以降、1週間ほど私が他人(主にその後輩ですがw)を観察して、自分の欠点だと気づいたことをいくつか挙げたいと思います。

・分からないことを分からないまましている。
・優先順位のつけ方。
・結果よりも大事なのは理由であること。

3つ目の「結果よりも大事なのは理由」は、これはこれでいつかnoteのネタにできそうな内容かもしれませんね。

1週間ほどですが、他人を観察しただけで、こんなにも自分の欠点に気づくことができたのは驚きです。私がポンコツの欠陥人間だからですかね。
自分を成長させられるきっかけを得ることができたので、1つ1つ改善していきたいと思います。

他人を観察することは、気づきの宝庫ですね。

今回も最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました。

この記事が参加している募集

仕事のコツ

with 日本経済新聞

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?