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シンプルなラグーソース
最近、アルバイトの方が暇になってきたので、ラグーソースを作ろうと思い立った。家にある5冊のレシピ本は20年〜30年前のものと古く、材料が当時手に入るもので書かれていることがある。例えば、バジルに関しては以下の通りだ。
「生の葉が、香り、風味ともに最高ですが、日本では手には入りにくいので、乾燥品や青じその葉で代用しています」
時代を感じさせる表記だ。また、ラグーソースに関してもその材料に「トマト」と「トマトピューレ」の両方を使うのも当時の工夫の一つだろう。
今回は朝日新聞に載っていたレシピ(料理研究家 有元葉子さん)がシンプルだったので、それで作ってみた。とにかく材料の量がすっきり覚えやすい。
野菜類(すべてみじん切り)
にんにく 2、3かけ
にんじん 1本
玉ねぎ 1個
セロリ 1本
肉類
牛ミンチ 600g
調味料
赤ワイン 1本
パッサータ 500ml
ローリエ 2枚
オリーブオイル・塩胡椒 適量
1本、1個が多いのが潔く、買い物も楽だ。また、余りを出さないので食材が無駄になることもない。レシピには「水煮トマトの裏漉ししたもの」と書いてあったが、パッサータを1瓶(700ml)を買い、500mlを使った残りは後日、トマトソースを作るのに丁度いい量だ。
野菜をみじん切りにし、オリーブオイルで炒め、さらにミンチも炒める。赤ワインを入れ半量まで煮詰める。パッサータを加え、ローリエを入れてさらに煮込む。朝日新聞レシピでは「冷ましてから冷蔵庫で一晩置く。塩、コショウ、好みでタイムやローズマリーを入れて煮詰める」と書いてある。一晩置くのは省略しても良いと思う
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ワインが半量になったら続いてパッサータを入れる
このレシピでは8カップの量が出来上がったので、すぐに食べない分は1カップずつ小分けにして冷凍した。太めのパスタと絡めるのが美味しいので、まずはすぐに生のフェットチーネ、それから後日にはワインをケース買いした時にサービスついてきた「RIGACUORE」を合わせて食べてみた。新聞のレシピに書いてあった通り、パルメジャーノ・レッジャーノをすりおろして上にかけた。とても濃厚で美味しいソースが出来上がった。
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