サンチャゴへの道 巡礼8日目 【2023年夏】
こんにちは、ArcangeLogの「サンチャゴへの道」へようこそ。リオハ州にはいって2日目となります。
本日の行程 ログローニョ → ナヘラ
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今日の天気(予報) ナヘラ 晴れ
最低気温13℃ /最高気温29℃
昨日よりもさらに距離が長くなるため、朝は6時にする。薄暗い中 サンチャゴ教会の前を通る。 暗くて見えにくいが ファサードの上の方には 馬に乗ったサンチャゴの像が見える。 昼間に見ておけばよかった。
ヨーロッパはサマータイムを採用しているので1時間 繰り上げとなっている。そのため 日の出が6時半頃、夜の8時9時 はまだ 明るい。日中の日差しが強い時間帯はお店も閉まっている。 イタリアではあまり残っていないシエスタがスペインでは残っているという印象。
明るくなってきて自然公園のあたりを通る。水辺に鴨が泳いでいる。 先を見ると橋の欄干に少し大きな鳥がとまっている。邪魔をしないように気をつけて通る。 その先へ行くと 茂みから急にうさぎが飛び出してきてまた中へと戻って行った。 いろんな生き物がいるようだ。なんだか 癒される感じ。
今日の道のりは土の道を埃を 舞いあげながら歩く。 見渡す限りの ワイン 畑。 そんな中を歩き続ける。時折ワイナリーやワインの集積所のような建物が見える。
国道沿いのフェンスにはおびただしい数の木の十字架。少しおどろおどろしい。 何のための十字架なのだろうか。
思ったよりも早くに ナヘラに到着する。 アルベルゲロ チェックイン開始が1時や2時なのに、まだ1時前だ 。 公営のアルベルゲはあと1時間も待たなければいけない。 そこで今日は1時から受付の宿を取ることにした。 評判が良さそうで1人部屋 34ユーロ。 バスルームは共用だ。 たまには他人の目を気にせずゆっくりしたい。 コンセントの争奪戦に敗れて昨日は必要な 充電も あまりできていない。旅の記録も1人部屋なら 音声入力ができる。
施設設備が新しく 高級ホテル並みの機能と清潔感。 とても満足だ。 早速 シャワーを浴びて 洗濯をする。 アルベルゲと違って洗濯物も 干す スペースがないので部屋で乾かす。 部屋に扇風機が置いてあったので洗濯物に向けて稼働する。
宿にチェックインするまでに 待ちきれずバールで生ビールとピンチョスでお昼ご飯にした。レストランは開いてなくてもバールは朝から晩まで開いているところがあってとても助かる。 歩いている途中の水分補給 やエネルギー補給には欠かせない。
ベッドで横になり休憩する。 夕方になったので 主な見どころの観光と明日の食料の買い出しに行く。宿のすぐ近くに 修道院があり見学をした。 中は少し複雑で王族の霊廟 や チャペル、美しい回廊などがあり、見応えは十分。地元教会はミサの時間以外は
閉まっているようで、ミサ中に少しお邪魔してすぐに出てきた。
買い物をするお店は 旧市街 歴史地区にもなくはないが スーパーとなれば 新市街へ 橋を渡って行くことになる。今日の買い物は500ml の 水 2本 桃 2つ バゲット 1つ チーズのパック。これが全部で3ユーロ。スーパーは安い。
買い物が終わって 後は夕食を食べるだけ。 ところが 8時ではレストランがあまり開いていない。 歩き回って 8時開店のお店に入った。
巡礼者用 メニューはワインとパンがついて13ユーロ。 一品目にはグリーンサラダを頼む。 ここ最近 生野菜を食べていないのでしっかりと食べる。二皿目には地元の名物 ピーマンの肉詰めを頼む。 ピーマンの肉詰めには今まで違和感があった。日本のピーマンと肉詰めが 合うとはどうも思えなかったからだ。今日 戴いたものはピーマンが柔らかく味に甘みがあり、肉詰めにはチーズが入っていて 非常に美味しかった。ワインも遠慮せずおかわりをした。
デザートに頼んだ アイスクリームは市販のものがそのまま出てくるという荒技だ。そういえば、イギリスのレストランでは缶詰がそのままでてきた事があったのを思い出す。
今日でサンチャゴまで 600km を切った。明日は距離が短くなるので少し気が楽だ。
本日歩いた距離 29.0キロ
本日までの距離 189.4キロ(のべ8日間)
サンチャゴまで 576.8キロ
本日の活動記録はこちら(YAMAP)
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