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六甲縦走路 |馬の背初トライアル サンチャゴへの道1

サンチャゴ巡礼路踏破の準備として、週一回は歩いている。先週、17キロ程平地を歩いたら左膝を少し痛めた。1週間で良くなったので昨日は近所の須磨アルプスに初挑戦。全行程8キロ位で短いが、山歩きだ。念の為、前日買い求めたユニクロのサポートタイツを履く。

栂尾山へ

六甲山縦走路に入るのは住宅街を少し離れた道路脇の階段から。急な階段を登る。途中で後ろを振り返ると絶景が。住宅地の向こうに海。海を隔てて淡路島、明石海峡大橋を一望できる。階段を登り切ると栂尾山(とがおざん)の頂上もすぐ。階段の数は何と348段との表示があった。

海を隔てて淡路島を臨む、
間に見える橋は明石海峡大橋
348段の表示、山頂は274m 
これをいきなり一気に登る

アクシデント

途中のコンビニで買った冷たいお茶を飲み、ゆっくりと休憩を取った。栂尾山から横尾山へ向かおうとしたところ異変が。お腹の調子がおかしい。お茶が冷たかったせいだろう。このまま進むのは到底無理と判断し、下山する。お腹は下るし、山は下る。階段を降り切った近くの「和食のさと」に駆け込んで事なきを得た。

リベンジ

ドリンクバーを頼んで1時間。今度は温かい飲み物を飲んでひとごごち。このまま帰るか悩んだが、体力も回復したので、再挑戦することにした。348段の階段を再び登る。やはりキツイが一度来た道なので、先が分かるぶん心理的には負担がない。程なく2回目の栂尾山到着。

横尾山頂へ

栂尾山から横尾山は多少のアップダウンはあるものの最初の階段ほどのキツさはない。木陰もあり、落ち着いた山路だ。急がず、木陰の涼しさを味わいながら、ゆっくりと歩を進める。所々岩肌が見えきて、この先にある「馬の背」を思い起こさせる。そうこうするうち、山頂にたどり着く。今度は先ほどより東がわの市街地と海が広がる。

横尾山頂から

馬の背

ここから先が「須磨アルプス」と呼ばれる所だ。以前ここを登った家内が「ひと一人がやっと通れるくらいで滑り落ちそうで怖い」と言っていた所だ。確かに見た目が馬の背のようですぐに滑り落ちそうな様相だ。注意しながら慎重に渡る。ここは木がない所なので、遠くまで見通せ、眺めもいい。

向こうからやって来る登山者を待つ。
すれ違うと外国人だった。京都に住むカナダ人の大学生とのこと。

東山から下山

「馬の背」を無事乗り越えると後は東山山頂、それから下山となる。東山山頂からは板宿方面への道と六甲縦走路に続く住宅地への下山路とがある。先に続く六甲縦走路は住宅地を貫いているようだ。ゆっくりと下山していると、中層のマンションが見えてくる。下り道も緩やかになり、ようやくこれで終了だ。ほっとしたのがいけなかったのか、靴が滑って転んでしまった。まだまだ鍛え方が足りないようだ。

キツかったけどこれは「散策路」にすぎないようだ

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