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潜む幸せに気づくことから

「顔を見せてあげて喜ぶから」と
普段から世話になっているお店に入店直後、店員さんが僕にそう言った。
店員さんの隣には僕に背を向けている形で、おばあさんが座っている。その発言に少し疑問を抱きながらも言われた通りに少し屈んでおばあさんに挨拶をした。

すると「かっこいいお兄さんだねぇ~」と満面の笑みを僕に向けてくれた。
ただ顔を見せただけで、そんなにも喜んでもらえるのかという驚きと普段から卑下している様な自分でも、人を幸せにできる特別な人間になれた気がした。
そして、身近に幸せを感じられる環境があることを知った。

幸せになる方法を頻繁にネット記事や本屋に行くと平積みされているのを見る。
日常的に、snsなどで周囲の人の幸福感の膨大さに圧倒されて、身の回りに潜んでいる幸せに気づけないでいる気がした。
何か人のためになる事を自分もしなければという気持ちに駆られながら、自分の足元ばかりを見て周りが見えていなかった。

自分を知って他人を想いやれるし、その逆も同じなんだろうけど、どちらが正しいとかはなく、自分には共に必要な事なんだと感じる。

曖昧な幸せよりも、これは幸せなことであると鮮明で、表立っていない幸せを少しでも多く見つけて行きたいと感じた。

以前にも同じように考え記事にしたことがあるなぁと思ったが、毎度同じことを考えてしまうもんだし、それは気持ちがまだブレていない証拠でもある。
ネガティブな文章になりがちで、他の方のようにもっと明るい内容を記事にしていけたらと思っているが何だか難しい。
自分の書くものに自信がないからネガティブ風な文章にして、様になっているように誤魔化しているのかも知れない。

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