人は他人の人生に干渉しすぎている
誰しもが悩みを抱えていて、思うように生きられない人はいる。
それを、バカにしたり見下す人もいる。
何者かになりたくて、もがいている人もいる。
自分の甘さに見向きもせず、なんとかなるだろうとその場しのぎで、他人の優しさに縋る人もいる。
それでも、社会は意外と淀見なくまわっている気がする。
映画「神は見返りを求める」にて
人間の欲深さゆえの稚拙さと自分をコントロールできない、人間という生物としての怖さが垣間見えた。
人は、他人の人生に干渉しすぎではないか、この作品から一番に感じたことだ。
自分の人生すら、ままならないのに。
しかし、だからこそとも言える。
思うようにいかないからこそ、他人の人生に口をだす。相手を批判して優位性を得ることで、自分をコントロールしてしまう。
SNSが普及したからこそ、他人の言動に左右されやすくなり、自分の考えに芯がなく疎かになっているのではないだろうか。
他人を知るよりも、自分を知ることの方が大切だと思う。
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