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好きの理由って追求しなくても日に日にわかってくる

「〇〇好きなんですか?」という風に
特に、初対面の方との休日は何をしているかといった会話の中で聞かれるのだが、「好き」だとハッキリと言うことに何だか抵抗がある。

それは単純に、そのものに対する自分の熱量が世間よりも低くいと感じるからだと思う。

好きな物に対する知識や物語の芯の部分まで語れるほど詳しいわけではないから、聞かれた時に自信がなく言い淀んでしまい曖昧な返答になる。
その様になりたくないのか最近、観始めたばかりだと嘘をついて知らないふりをしている。

ドラマやアニメでの、とある場面の台詞や背景、アクションが好きなどの部分的な好きでも好きな事に変わりはないことを知っているが、やはり好きな人の熱量は凄まじいので「好き」の言葉を控えて別の言葉を使うようにしている。

そもそも、初対面で相手を知らない人同士の情報のやり取りだからこそ「好き」が言えない。ただ、自分の会話力が乏しいだけでもある。
心許している相手であれば、こんな抵抗感は微塵も感じない。

自分の好きの度合いが少し変わっているとも捉えられる。

星野源さんが好きで歌やラジオを聴き本も読んでいるけれど、CD、DVDやテレビ番組、その他関連グッズなどを集めていない。
オードリーさんが好きで漫才やTV番組、ラジオを聴いているが、ラジオのグッズは購入していないし興味の薄いアメフト番組、クイズ番組などは定期的にしか観ていない。

本当に好きなら全ての出演している番組を観て、好きならグッズを購入し応援するのだろうがそういった部分の熱量が低い。
全てを知って全てを揃えていることがステータスでもあり、それが好きの象徴になるのだろうが、どうしても好きであっても損得で考えてしまう傾向にある。

グッズTシャツなどの物に対して気分が上がるのは大概初めだけで、後々他のTシャツと価値が変わらない気持ちになる事を知っている。
だから、欲しいという気持ちだけで考えず必要な物であるか、そうでないかを判断してグッズなどを購入している。

あなたの全てを知らないけど、ここは他の人よりも好きだという部分を持てるくらいの熱中するものが1つでもあれば、それを新たに追随して来るものが自然とやって来る気がする。


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