パラサイト 半地下の家族

" Parasite " is an excellent film. The rain scene was very effective in describing the disparity. 
I felt from this film that people are fragile because all things result from an accident ( or chance). People were like a little boat in a storm. This film described these things with humour. I liked this point. I was happy that this film won the Academy prize.

英語で書けるのはこれくらいが限界。

尊敬するおかえもんさんみたいな深読みはできないけど、感じたことをざっとまとめてみた。

パラサイトはいい映画でした。宣伝で結末は人に話さないでってあったそうだけど、そこまでのインパクトがある結末ではないけれど、とてもいい映画。スピード感もあるし、テンポも良いし、説教くさくも、教訓じみてもいないけど、格差社会の不条理がしっかり描かれていた。雨のシーンが格差社会をうまく表現しているように感じてとても印象的だった。そのシーンで主人公たちが下へ下へ降りて行き、雨も下へ下へと流れ込んで行く。抗えない。

人は脆いものだなと。この映画でも、現実でもそうだけれど、良くも悪くも人は偶然をきっかけにいとも簡単に方向転換をしいられたりする。嵐の中を漂う小舟のようだ。こういうことは、描き方によってはとてつもなく悲惨だけど、ユーモアがあって、暖かいような感じのする表現の仕方だった。

ネタバレになるけれど、結末も息子は家を買えるんだろうか、いや買えなくてもみんな力強く生きていくんだよね、と感じさせるささやかな希望を感じて、いい映画だな、と思った。

2/21 友達と話していて気づいたことがあったので追記。

この映画それぞれが自分のみたいものだけ見ている。そして見ている方も。最後の結末の息子が家を買うシーンも、この家族に報われてほしい人には現実に買ったようにも見えただろうし、そうでなければ妄想シーンにも見え、捉え方が違う。それはなぜか。人は自分が見たいものを見ているのだと。それを結構感じさせるラストだった気がした。希望があるようにも無いようにも見えるし、それはそれぞれが見たいもの、解釈したいようにするものなのかなと。


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