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今週の読書予定

 課題を無事、ギリギリで出し終えた。ありがとうございます。昨年秋頃から、改めて学び直しということで、通信制大学に入った。学ぶのは楽しくもあるけれど、テストやレポートは結構辛い。資格や卒業を目的としていないので、やらなくてもいいのだけれど、なんとなくやってしまう。
 レポートのために、久しぶりに図書館で勉強した。こういうのはもう何年ぶりだろう(もはや何十年ぶりか)。こういうことも、昔はめんどくさい、と思っていたけど、この歳でやると少しワクワクする。
 こんな些細なことでもワクワクできるって面白いな、とも思う。今までいろいろ経験してきて、年齢を経て、ワクワクや楽しいのハードルが上がっていくような気がしていたけれど、意外と足元にあったことが面白い。

 課題も片付いたので、前から読みたかった本を図書館で予約。今日明日には借りられるだろう。そして積んでいる本を今こそ読むときだ。病院をかえ、新しい薬になったので、今までより読めるかも。


 「ランスへの帰郷」ディディエ・エリボン
ディディエ本人の自伝的なものだが、社会学的な本と聞いている。これはちょっと楽しみにしている。あらすじの紹介もなんだかとても心に留まるものがある。
https://www.msz.co.jp/book/detail/08897/

 「愉しい学問」ニーチェ
これは、「生まれてこないほうがよかったのか」に出てきたものだ。そこで触れられていた「永遠回帰」や「運命愛」を詳しく知りたかった。ニーチェはとても読みきれないだろうということで、購入した。ニーチェは「ツァラトゥストラ 」や「神は死んだ」のイメージが強いが、運命愛の話はとてもポジティブで興味をそそられた。
https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000211886

 「理不尽な進化 増補新版 ─遺伝子と運のあいだ」吉川 浩満 
これは出て早々、売り切れていたと思ったので、重版になったものをとりあえず買っておいた。これまた時間がかかりそうだけれど、ゆっくり読もうと思う。「利己的な遺伝子」も持っている。理解は浅いがこの手の本は買ってしまいがち。
https://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480437396/

 「春の雪 豊饒の海」三島由紀夫
何度目かわからない。定期的に読みたくなる「春の雪」。昔は全巻持っていたが、今は「春の雪」しかない。再度買うか悩んでいる。とても好きな本だが、調子のいい時でないと、読んでいると息が詰まって苦しくなる。なんというか美しすぎるのだ。隙がない。谷崎潤一郎「細雪」もとても美しく大好きなのだが、また違う。なんというか張り詰めている。この緊張感もなんとも言えない心地で癖になる。
https://www.shinchosha.co.jp/book/105049/

 欲張らずに読んでいこう。最近、ダメだと思うと、あっという間に積読へ回す。そして別の本と入れ替える。根気がなくていかんとも思うが、読めない時は仕方ない。面白くないとジャッジする前にやめる。前向きなままの積読が保たれる。




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