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2022年の振り返りです

2022年にあった事、面白かった事、盛り上がった事、灌漑深かったことなど何年後かに振り返れるように書いておきたいと思います。

仕事ではコロナでオーディション、ライブ開始まで時間がかかって遅延していたガールズ・グループのCIRGO GRINCOの活動が5月の配信デビュー、6月にライブ・デビューが出来ました。ライブに月に4〜5本、毎月の新曲リリースと一歩ずつですが成長していると思います。彼女たちを通じてYuki  Takisihitaさん、本山清治さんといったクリエイターと出会えたのも嬉しかったです。

フィロソフィーのダンスからの十束おとはちゃんの卒業もありました。
メンバーの中で唯一、人前でのパフォーマンスの経験がなく、身体能力も低かったのに、満員の日比谷野外音楽堂でソロ・パフォーマンスが出来るようになったのは彼女の努力しかないと思います。
ファンを落胆させたり、グループの人気の低下にもつながるメンバーの卒業をおとちゃんはファンが心の準備出来るように8ヶ月前にきちんと理由も含めて発表しました。
卒業までに新メンバーのオーディションに自分も参加。
どうしてもファンの気持ちが落ちる卒コンを新メンバーの発表も同時に行う事でファンを前向きな気分にして終わらせるという、あるべきメンバーの卒業の進め方としても今後の理想的な雛形にすべきだと思います。
セカンド・キャリアを順調に歩んでいるのも素晴らしいです。

https://open.spotify.com/show/6oWX3ZFUKTo9Ys6Gqkk1hZ?

ちなみ僕の今のフィロソフィーのダンスへの立ち位置は現在のスターウォーズにおけるジョージ・ルーカスだと思ってもらえれが当たらずとも遠からずだと思います。

MAINAMINDのプロデュースもやりがいがありました。
彼女はやりたい事があり、それを具現するのを僕が助ける、あるいは僕がやってほしい事を提案し、それを彼女が形にするというアーティストとプロデューサーの関係性として理想的な進め方が出来ました。ダンス、歌、クリエイティブ、まだまだ計り知れないポテンシャルが彼女にはあると思っています。早く世の中が気づいて欲しいです。
SANABGUN.の大林亮三君とチームを組んで作品を作れたのも楽しかったです。

寺嶋由芙ちゃんのシングルも久しぶりにプロデュースしました。彼女が今歌うべき楽曲がカップリングを含めて出来たと思います。いしわたり淳治さんがびっくりするくらい僕のオーダーを反映した歌詞を書いてもらったのですが、最後に「シャラメ」という名前を入れるというアイディアが採用されたのも嬉しかったです。
本来は鼻歌のコーラス・パートがあったんですが、そこだけハッピーな感じになってしまい歌詞の世界観を合わないでのミックスの時に無しにしました。考えてもらったジャンク・フジヤマさん、神谷樹さん申し訳ありませんでした。

カップリングの「渋谷で5時」はオリジナルの菊池桃子はデュエットと言いつつ全体の2割くらいしか歌っていないので鈴木雅之のパートをユフちゃんに歌ってもらいました。最後のセリフはアップデートしたんですが、歌詞の
「シアタービルの中の2階の店」というと渋谷だとあのカフェになってしまいオリジナルリリースの93年はどこの店を指したかは謎なんですが、現在の渋谷にアップデートしたかったんですが諸般の事情で叶わず残念でした。

https://open.spotify.com/track/4huYKCSzAfiARSBldyVebR?si=0ab930718d49410d

映画は今年は劇場で99本観ました(複数回観たのもあるので回数としてはもっと多いです)昨年は130くらいだったのでライブや会食が開かれるようになったので少し忙しくなったきたという事ですね。

まず心に残ったのは「マイ・スモール・ランド」です。
辛くてひどい日本の現実に胸が痛みます。主演の彼女はすごい美人なのに美人感がまるでなく、日常を打開するために些細な悪意や偏見に負けずひたすら頑張る姿が切ないです。
青春映画としての恋愛要素の入れ方もスマート。今もあの出演者は映画の中なのに元気にしているかなと思ってしまいます。

「スパークス・ブラザース」バンド、スパークスのドキュメンタリー。エドガー・ライトのポップな演出。初見の映像も多く大ファンとしてはワクワクでした。ですが70年代を過ごした彼らなのに絶対にあったはずセックスとドラッグ、セクシャリティーの話が全く出てこないんです。完全に意図的かと思うんですが知りたい所です。

他には「NOPE」「マーベリック」「リコリス・ピザ」「モガディシュ」「エルビス」「もっと超越した所へ」「RRR」も印象に残りました。
番外で「スラムダンク」は漫画に夢中になってた人が本当に羨ましいです。漫画のファンだったら多分1位だと思います。

ちなみにワーストは「バイオレンス・アクション」でした。僕の生涯ベストの1本「ベイビーわるきゅーれ」を見習って欲しいです。

配信ドラマもかなり見ました。最高だったのは「ウエンズデー」も主役のジェナ・オルデガが最高です。最終話でこれでさよならかと思ったら続編ありとの事なので手を打って喜んじゃいました。
「ピースメーカー」も不謹慎すぎて最高です。B級メタルの使い方、オープニングのダサダンスもご機嫌でした。
「ダーマー」「ブラックバード」「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」「模範家族」も面白かったです。

地上波ですが「鎌倉殿の13人」すごかったですね。母親とも毎週の共通の話題にもなりました。

音楽は新譜のCDを買うという習慣がなくなり、サブスクだと楽曲単位でしが聞かず、新譜のアナログは高いので選んでしか買わないので新譜はベスト・アルバムは選べるほど聞いてないのですがムーンライダーズの「it's moon reiders」問題作ですが山下達郎の「Softly」Lous Callの「Quality Over Opnion」Lizzo「Special」は印象に残りました。

マイ・ブームとしては70〜80年代のジャパニーズ・フュージョンの再発見です。DIZOLVEとの出会いがきっかけですが、当時は技術だけを追求するうわべだけの音楽とバカにしてたんですが、今聞くと技術と録音も素晴らしいものが多く、さらに技術の先にあるものを求めていたように聞こえて新鮮でした。カシオペア、高中正義,T-SQUAREなどビッグ・ネーム以外はあまりサブスクになく、一部の作品を除いてVINYLは底値なんで掘りがいがあります。

本は雑誌以外はなかなか読む時間がなく、もっと読む時間(呑む時間を減らして)を作りたいのですが漫画いしいひさいちの「ROCA」はあまりの評判に読んで見たら、最後の2ページで訪れる絶妙な感慨は他の何かでも経験した事のないものでした。

ライブは多少解禁されたとはいえいった数は少ないです。
仕事がらみですがナンバーガールの2度目のぴあアリーナでの解散ライブ。彼らのキャリアでも最大のキャパシティー。改めて奇跡のバンドだと思いました。
フィロソフィーのダンスの日比谷野音でも十束おとはの卒業ライブも素晴らしかったです。
どちらも個人的な感慨が溢れ出てきてたまらなかったです。

プライベートだと松江に見にいった山下達郎。ここ何年か見た中で一番良かったです。豊洲ピットのクルアンビンもマジックとしか言えないような空間でした。こんなライブは後に先にも体験した事がなかったです。

プライベートでは父親が亡くなりました。1年くらい前から、そろそろ危ないかなと思ったので周到に準備してました。
享年93歳。高度経済成長、バブル期をサラリーマンとして多分美味しい仕事をたくさんしたと思われま。定年後は母親とヨーロッパ、香港、オーストラリア、カナダと海外にもゴルフ・ツアー。他にも麻雀、囲碁、詩吟と多趣味に過ごしたので良い人生だったと思います。
彼が音楽好きでギターを弾き、幼少期に洋楽のシングル盤がいくつもあり、それを気に入って聞いて聞いていました、その影響を大きく間違いなく大きく受けてます。

この歳にして新居を購入しました。理由はコロナで在宅の高齢者が多いマンションなので騒音のクレームを入れられた事、都内のマンション価格が高騰していると聞き、査定に出したら買った時の1,5倍程度になっていた事。
もともと決まった時間に決まった場所に行く仕事ではなく、どんどん交通インフラが良くなっているのとスマホがあればどこでもそこそこ仕事ができるので都心を多少離れても問題ないと思った事ですね。
色々検討して横浜に新築の一軒家を購入しました。欲が出て予算をかなりオーバーしてしまい、82歳までローンを組まれてしまいました。借りれるという事は払えるという事だと理解してます。引っ越しは来年4月です。楽しみすぎです。

来年も僕と皆さんが良い年でありますように。



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