時間的距離と街おこし〜交通網の大切さ〜

私は普段色々なところに行く。
町おこしのイベントを企画したり友人に会いに行ったり旅行の理由は様々だ。簡単に言えば人に会うのが大好きなのである。
よく行くのは九州関東四国関西だ。(私のことをよく知っている人はどこか分かるだろう。)これらは全て家から半日以内で行けるところだ。普段は大学とバイトに忙しい私にとって、このように私にとって重要なのは”時間的距離”なのである。

最近、街おこし的なイベントに参加することが多い。どの街も定住人口を増やすことが目標だろう。定住人口を増やすためにはまずは関係人口を増やさなさければならない。関係人口とは?知らない人がいると思うので説明しておこう。関係人口とは、特定の地域に継続的に多様な形でかかわる人のこと。 すなわち、観光客以上移住者未満である。 具体的に言うと、兼業や副業などの仕事を絡めていたり、祭りやイベントの運営に参画して楽しむなど交流を重ねたりするなどして関わっている人のことである。関係人口になってもらうには、足を運んでもらわなければならない。(私はイベントの運営に携わってから初めて訪れた街が二ヶ所ほどあるが、これは外れ値であろう。)足を運ぶ手段は主に、鉄道や車である。(飛行機に関して、空港は地域毎にしかないため除外している。フェリーなども同様である。)車はどこへでも行けるがお酒が飲めないことや飛行機の様に遠距離から移動してきた時に現地で借りなければならない、外国人の方々が運転することは難しいというデメリットがある。このように、足を運ぶ(運んでもらう)手段として鉄道という選択肢は非常に便利であり重要だ。(貨物にも言えると思うがその話はまた今度。もう少しお勉強してから)
 近頃、LRTや代替バスなども進められつつある。しかし本数が少ないと接続が悪いこともあり
“時間的距離”が遠くなっている場所も多い。街おこしを考える時は”時間的距離”を考えながらどこの地域の人に興味を持ってもらうのかターゲットを絞ることが重要だと思う。

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