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2022SS_STYLE② / 金子功とオリーブとガーリーカルチャー

⑤Vintage(Vintage Shop / Laboratory )による、2022春夏スタイルのご紹介記事です。毎シーズンテーマを持って、5つのスタイリングを掲載していきます。今回のテーマはピンクハウスの金子功さんを考察しながら、80年代オリーブや古今東西のガーリーカルチャーを取り上げていきます。

黒地にゆりの花のプリントが印象的なワンピースは、インゲボルグで、両脇からリボンが垂れている、金子功さんのワンピースに見られる典型的なデザインです。ピンクハウスはもちろん可愛いですが、インゲボルグは広い世代の女性に着やすい工夫が随所に見られます。着やすい、というよりは、いろんな世代の女性の美しさを引き出すような不思議なお洋服です。ゆったりとした作りなのにエレガント、大人っぽいプリントなのに可愛さもあり、首の開き具合がどのワンピースやブラウスも絶妙だなーと、常に感心してしまいます。モデルさんは170センチと長身ですが、160センチ以下の方が着てもまた、素敵に着こなせます。

そして、バックロゴが入ったピンクハウスのコットンハーフコートは、内側がギンガムチェック。胸元にはPのアルファベットも入っています。とにかくピンクハウスのお洋服は高級なので、縫製や生地の品質が高く、このコートも着込めば着込むほどコットン特有の風合いが出てくるような一着で、形もプレーンなので長く着られそうです。

ランバンのポシェットは細いストラップがポシェットらしいデザインで、アイボリーの色とロゴのプレートが醸し出す雰囲気にフランスっぽさを感じます。

ロベルタのロゴチャーム付きチェーンブレスレットは、年代物の風格が出ていますが、チェーンに連なるチャームが可愛いので、半袖の季節にも使っていただきたいアクセサリーです。


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