見出し画像

コロナ禍で働く若者の本音〜24時間テレビドラマを見て〜

先日、
夏休みの終わりを告げる
恒例の24時間テレビがありました。

今回の特別ドラマは、
とある学校の実話をもとに、作られたお話で
平野紫耀が、先生役として放送されました。

このホームページに、ストーリーが
分かりやすく書いてあります。

普段あまりドラマも見ない僕が、
久々に、夢中になって見たので、
その時に感じたことを残します。

①学校の底を知る

このドラマの舞台である
【槙尾高校】は、1年間で40人が退学する
いわゆる底辺校。

ネグレクト、生活保護を受けている、ヤングケアラー、
そこの生徒は、あらゆる事情を抱えていました。

家庭環境による教育格差

当たり前のように、
3食食べることができ、休まる家があるのは
この学校では、普通ではありませんでした。

そういった意味で、学校の底辺を知りました。

困った子ではなく、困っている子なんだ。

この言葉は、特別支援教育の中でも
よく聞くキーワード。

ドラマを通じて、
確かに、その視点で見ると、
なんとかしてあげたくなる、そんな気がしました。

また、視点を変えて、、、

学校側、教師として、出来ることにも
"底"があるなと思いました。

家庭の問題まで、手が出そうにも、出せず、
児童相談所に繋げて、役目は終わり、の様に思えた。

そこの校長は、

学校にとりあえず、来てくれ。
来てくれて、ありがとう。
できるなら、明日も来てほしい。

と言っていた。

制服を着て来る以外の
校則をとっぱらい、
ピアスOK髪染めOKと

生徒たちが通い続けることだけを
願っていた。

生徒が学校にいないと、
先生は、何もできない。そんな底を感じました。

②理想の教師と現実の教師

平野紫耀演じる、新米教師は、
生徒のために、時間外問わず、
走り回る描写がたくさんありました。

その姿は、だれもが【理想の教師】と言えるもの。

子どもと真剣に向き合い、
時には、刑事のように、家まで備考し、
生徒とラーメン屋に行き、奢ってあげ、
お腹がすいた生徒には、パンを与える。

ドラマだから?高校だから?と思えるほど、
生徒に真剣な先生として描かれていました。


実際、現実は、
そんな熱い教師は、そうそういません。

そもそもプライベートにスヤスヤ入れるほど、
世間の目は甘くないと思っています。

学校の組織として、個々の対応をする、
気持ちが先走った指導はNG。という感じ。

体罰やセクハラなどの相次ぐ公務員の
信用失墜行為から、

生徒と心からぶつかったり、
真剣に向き合うことが、
今の教師は、しにくくなっているなと思います。

③憧れの職員集団

ここで、タイトルに戻ります。
〜コロナ禍で働く若者の本音〜

若者と言うのは、ちょっと一括りにしすぎかも。

僕個人の本音です。

1番このドラマを見て、
「あ〜羨ましい...」と思ったのは、
先生らの飲み会の場面。

若い先生が落ち込んでいたり、作戦会議と言って、
校長教頭、先輩が、行くか?と言って
飲み屋で、話せる職場。

こういう関係性って、コロナになる前は、
割とどこの職場でも、
よくある光景だったのかなと思います。

コロナ禍になり、1年半くらい、
職場の飲み会も無くなり、
本当に、つまらない。

職員室だけの関係性では、
困ったことを少し話したり、
たわいもない会話をしたり、
そう言う機会も少ない。

飲みの場が大切ではないけれど、
そういった少し仕事場から離れた時間がないと、
コロナ禍で、少し人との距離も
縮めにくい感じがします。

困った時や、何かの行事終わりに、
飲みに行くぞ〜♪っていう日が、
1日でも早く来てくれることを
願っています。

🍺🍜🍺🍜🍺🍜🍺🍜🍺🍜🍺🍜🍺🍜

このドラマから、教育という視点で
いろいろ考えさせらました。

自分が見ている世界は、ほんとに
これぽっちで、
経済格差による教育格差は、
心を打つ問題でした。

そして、コロナ禍で感じていた、
自分の心の中の想いも、
今回少し表現できて、良かったです。

教育って大事だね。
そのための、職員集団、
そのための、家庭環境、

いろいろ繋がっている。

next▶︎▷▶︎【ワクチン接種2回目】にするかも?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?