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【噺家の手ぬぐい】 菊一改め古今亭菊正

上手くできるかなぁ〜?
note初『噺家の手ぬぐい』です。

二月中席より我が落語協会から三人の新二ツ目が誕生します。市馬会長一門柳亭市松くん、菊太楼さんところの菊一改め古今亭菊正くん、そして世之介師匠門下金原亭杏寿ちゃん。

今回はちょっとフライング気味で菊正くんから。
パーヴェル・セルゲイヴィッチ・ヴォルコフスキー…この寿限無寿限無五劫の擦り切れ…みたいな名前が彼のフランスロシア名です。そうなんです、お父さんがフランスロシア人で弟さんは玉の輔も知っていたほど有名な元フィギュアスケート選手の日野龍樹さん。しかも、東京大学教養学部で玉の輔でも知ってるあの哲学者サルトルの思想を研究していたンだって。それがなぜか玉の輔のことを知ってるあの古今亭菊太楼さんの弟子に?
「寄席で一番真っ向勝負で一番面白いと思ったからです」…真っ向勝負したことないなぁ 笑。

手ぬぐいはだるま。
「だるま市で有名な調布の深大寺が地元だからです。叶えたい目標がたくさんあることを表現するデザインを心掛けました。『二つ目』の語源の一説に『前座修行を終えて、だるまの二つ目の目を入れられるから』とある、と聞いたことがあったので、二つ目になったよ、という一つだけ目を二つにしました」

基本的にパソコンも使わず自分で手作業して出来上がったンだってサ。お疲れさまでした。

二ツ目披露は二月中席から。詳しくは落語協会ホームページでご確認ください。

ブログ時代に書いていた細かなくだらない話はYou Tube『噺家の手ぬぐいチャンネル』で2月5日より公開(予定)しますので是非ともご覧くださいませ。

さっそく間違えてました!



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