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[ひとみ] エゴキンマン

執筆者:ひとみ|女性性解放のサポート&カウンセリング


こないだ夫のキャリーケースに入ってる私の旅行かばん出してほしくて、夫に伝えたのにお風呂に入ってしまった。

私の思考(エゴキンマン)がしゃべり出す。
「私の言ったこと忘れてる。どーでもいいって思ってるの?明日帰って出すつもり?それじゃあ遅いんだけど。早く出してよー。」

それと同時にお腹の奥の方からイラっとした感情が込み上げてきた。

夫のキャリーケースの位置が変わっていて、自分でも出せそう!
自分で出せたのにまだイライラしてる。

仕事で私は空気読んで?相手がやってほしいことをすぐやるようにしてる。
それが無意識にストレスになってたかも。
自分が無理すると、人にも強要してしまう。
だからもうちょっとマイペースにやってみよーと思った。

夫がお風呂からあがってきたので、
「旅行かばん出してほしくて…」と伝えたら、
出そうとしてくれた。

「早く出してほしかったから、自分で出したよ」
イライラ気味に言ってしまった。

「そんな言い方せんでもいーじゃん」
夫が、悲しそうな小学生の男の子に見えた。

「だって、明日の夜だったら遅いんだもん。早く準備したかったの」
と私は言い放った。でも気になったから、

「責めてる訳じゃないからねー」
と伝えた。

エゴキンマンは私を軽んじるようなこと言ってくるから、イラっとしたけど、夫は言えばちゃんとやってくれる、頼れないって思ってたのは私の思い込みで、頼れる存在なんだってことを少しずつ明確にしているなって思う。

ひとみ


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