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【詩】寒い日

伸びた前髪がカーテンをかける
隙間から漏れる光が遊ぼうと誘う
意思とは反する白い息が太陽へと向かう

割れた爪がニットに引っかかり
少し機嫌の悪い私
ご機嫌は温かさが包みこんでくれる

いつの間に寒くなったのか
世界は止まらない
忙しなく進み続ける毎日
あっという間に落ちる太陽
気がつくと明けている夜明け

おはよう。
おはようございます。
変わらないものに心温まる
いってきます。

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