バージョンアップデー

”お誕生日おめでとう" というメッセージを沢山もらう日。
SNSでのこのやりとりは、いささか面倒になってプロフィールから誕生日公開をはずしたものの、旧知の友、覚えていてくれる義理堅い面々から届くのは、やはり嬉しい。

そのメッセージに、"ありがとう” と返す。

というやりとりが、照れるというか、本当に誕生日がおめでたい年齢なのか？！などという感情が起因しているのかどうなのか、いつからか「ありがとう！ バージョンアップデーを迎えました！」とか返すようになった。

年によっては、マイナーチェンジなのか、アップデートなのか、アップグレードなのか。そこに大意があるわけでもないんだけれど、これがすこぶる都合がいい。「バージョンアップデーだね！おめでとう」などと伝えた時の相手の反応も、ポジティブに捉えられるという意味でも具合がいい。

＜参考：言葉の違いを改めて＞
メーカーにより表現はいろいろのようなので、goo辞書より引用。

【バージョンアップ】
コンピューターで、ハードウエア・ソフトウエアの性能や機能を改良・向上させること。
（goo辞書：https://dictionary.goo.ne.jp/word/バージョンアップ/）

【アップデート】
コンピューターで、ソフトウエアの内容を、より新しいものに変更すること。不具合の修正や小規模の機能追加を目的として、ソフトウエアのメーカーや作成者が提供するソフトウエアの一部をインストールすることを指す。
（goo辞書：https://dictionary.goo.ne.jp/word/アップデート/）

【アップグレード】
品質をよくすること。特に、パソコンなどで、旧型機種の本体の一部やオペレーティングシステムなどのソフトウエアを最新のものに取りかえて、性能を向上させること。
（goo辞書：https://dictionary.goo.ne.jp/word/アップグレード/）

【マイナーチェンジ】
小さな手直し。自動車などの部分的なモデルチェンジをいう。
（goo辞書：https://dictionary.goo.ne.jp/word/マイナーチェンジ/）

こう並べてみると、今の自分はver.いくつだろう。その基準はともかくとして、毎年誕生日にバージョンアップを繰り返していたら、人間としてなかなか面白いのと思うけれど、実際は、マイナーチェンジの数字が積み重なっているかもしれないなぁと気を引き締めてみる、と強引にまとめる。

とにもかくにも、意外と都合がいいです。