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5歳からの哲学とは?理由付けの大切さ

こんにちは! 
6歳と4歳の子を絶賛育児中のmohanaです!
今日は最近読んだ教育本を紹介したいと思います。

5歳からの哲学 ベリーズ・ゴート/モラグ・ゴート著



哲学
というと難しい!と思う方も多いと思います。
実際わたしも哲学なんて読んだことはもちろん、触れたことすら今までありませんでした。
図書館で面白そうな本を探していて、なんとなく取った一冊。
これは5歳に向けて書かれた本ですが、大人の方に読んでほしい!
特に子育て中の方、教育に携わる方に読んでほしい一冊です!

哲学は「答えを支える理由」の探求

日本人はディベート力が弱いとよく言われます。
ディベートとは「論じる」こと。
まず意見がない、意見を言ったところで明確な理由付けができない。
これは自分でも本当に感じます。
意見を主張するための「理由付け」
哲学を学ぶことにより、この理由付けの能力が養われます。


自分で考える子に育ってほしい

哲学は子供の思考スキルを育み、自主的に学習する能力を伸ばす
                      (5歳からの哲学)

将来の職業がAIに取って変わられる?!という不安。
日本で就職しても終身雇用はもはや無い?!という不安。
そしてコロナと共に生きなきゃいけないであろう不安。
はっきり言って今のこの世の中、不安ばかりです。

でもそんな世の中でも少しの幸せを見つけて、
それを感じ取って生きていける子になってほしいと思いませんか?
お金をたくさん稼げなくても、心が豊かな子になってほしいですよね。

そのためにも自分で考えて、自分で答えを見つけ出していく力っていうのは大事だと思います。


ケーキはどうやって分けると公平?

本のストーリーを基に、わたしも子供たちと公平さを考えてみました。

2匹の小さなこぐまがケーキを公平に分けようとしています。
その時、体の大きなこぐまがやってきて自分もケーキを食べたいといいます。
2匹の小さなこぐまは分けるのを了承しますが、大きなこぐまは「自分は体が大きいから、大きくわけてくれないと公平じゃない」と言います。

Q.大きいこぐまが一番大きいケーキをもらうのは公平だと思う?

哲学は考えて、答えて、理由づけすることが大事なので、体が大きいから公平!と答えても、公平じゃない!と答えてもオッケーなんですが

息子「そのケーキは小さい2匹で分けて、新しくケーキ買ってきて大きいのが食べればいい」

私「……(公平か公平じゃないかは?)でもケーキはひとつしかないの」

息子「2匹がお金あげればいいじゃん」

息子よ、おそらくそういうことではない…!!!ww


みんなもやってみよう!

まずは保護者がある程度話を理解して、子供がこう答えたらこう返してみよう。と準備して取り組んでみましょう。
ショートストーリーなので難しいことはありません。
そして、わたしのように子供から斜めの答えが返ってきても、子供の意見を尊重して保護者が一緒になって楽しんでトライしてくださいね。
きっと楽しいはずです。

まずは1つ、理由付けを求める質問をこどもに問いかけてみませんか?


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